ヤマイモのつるに出来たむかごです。
ぷくぷく太っているでしょう。
でも、ムカゴ飯を炊くほどの量ではなし、ことしも眺めて終わるのでしょうか。
ムカゴむかごと騒いでいたら、
OT氏曰く、
”『三四郎』に、この名前が出てくるよ。
零余子(れいよし)とね。”
雅号です。
他にも秋の小さな実を見つけましたよ。
春、天に向かって真白い花をたくさん咲かせていた、ヤマボウシです。
軽井沢で見たのは、かわいらしい小鳥の口サイズの実だったけれど、
手前のは径2センチもありました。
やはりこの実も花と同じく、天を指してーー。(西葛西のヤマボウシ通りで拾った実です。)
下はシャクヤクの実。Oさんの花畑に。
零余子のみなさまの 形を見れば
バロックパール みたいね。
ちょっと無理がありました?
夫人は長谷川かな女ですね。
ぬかご拾ふ子よ父の事知る知らず かな女
ユーモアが効いてます。子どもたちは幼くて、まだお父さんの別の名前を知らなかったのでしょうね。 俳号に零余子だなんて愉しい方。 立体的な作句だったと。 前から気になる俳人でした。
地蔵会や芒ススキの中に灯のともる 零余子
鯒コチ王の砂ゆるがして游オヨぎけり 零余子
おかげでいろいろ解りました。 ありがとうございました。
零余子・・・別所沼ゆかりの俳人とは!
名を知っているだけで、深くは知りませんでした。まったくの不勉強です。。。。(いつものことながら)
私も何年間も疑問に思っていたことが、ひょんなことから、するするっと分かって、一本に繋がった記憶があります。
そんなむかごの一粒から、私も教えていただきました。ありがとうございます。