親戚からの宅急便で、かぼちゃをもらいました。
スーパーの小さな四つ切りではなく、直径20センチぐらいのが丸々ひとつ。
その丸っこい堅い皮の下の充実した実の重さが懐かしくて、うれしくて、
まだ食べられない。ごろんと転がして愛でています。
冬至にかぼちゃを食べるのは、冬のビタミン不足を補い、
元気に過ごせるようにという先人たちの知恵でしょう。
ビタミンA やC がたっぷりです。
子どもの頃にはどの家も、庭隅や畑に、よくカボチャを作っていました。
適度に肥料さえやっておけば、楽に育ったような・・・。
カンボジアから中国経由で渡来したので、カンボジア変じて、カボチャ。
茎が地を這って伸び、丸い大きな葉っぱを盛大に茂らせて、
夏の朝に、7~8センチもある黄色い花を咲かせます。
アメリカ原産、だけどカンボジアから渡来したから、なまってかぼちゃ に 。 季節の花300 http://www.hana300.com/
雌花には、ほら、もう、かぼちゃの赤ちゃんが。
花の中には花粉まみれの昆虫がよくもぐっていましたっけ。
ほっくリとおいしかったかぼちゃの種子は取っておいて、次の年蒔きます。
ああ、庭があったなら育ててみたい! かぼちゃ。
小豆と甘く煮た、いとこ煮。かぼちゃぼうとう。てんぷら。味噌汁も。
かぼちゃパイ。かぼちゃのポタージュもいいな。
みんなおいしそう~。
主婦仲間で会った日の夕方、
”あら、かぼちゃタイムだわ”
と、帰り支度をはじめた友人がいました。
――さあ、今日のお楽しみはここまで。シンデレラの馬車がかぼちゃに変わる前にそろそろ帰らなければ―― と、人生の先輩のたのしい言葉でした。
下のおばあさんの手紙は、今ほんの少しの日数ですが、介護帰省をしている私にも義母の心の内を聴かされるようでした。義母の尊厳を損なわないように心します。
さて、「かぼちゃタイム」いい言葉ですね。も~らった。用事があり友達よりも先にその場を去る時、使わせていただきます。
かぼちゃ...義母はやわらかく甘いかぼちゃの煮物が大好きです。今度の帰省では2度かぼちゃを炊きました...以前TVで放送された炊き方で。
夕ご飯用だと、昼にかぼちゃを切って鍋に入れ、煮干、砂糖、酒や醤油を入れます。気が付いた時に時々かぼちゃの入った鍋を打ち返してかぼちゃに調味料が均等に染みるようにします。こうして夕ご飯の準備をしながらかぼちゃを炊くと端は煮崩れた濃い味のかぼちゃができます。すみません、長いコメントになりました。
たこさんのかぼちゃの煮方、私の母もとっても好きそうです。
私のでは、いつも、味が足りないのです。
早速、たこさんの仕方を真似して、しっかりと味の染みたかぼちゃを、母に持って行こうと思います。
ありがとうございました。
お料理の基本は、こまやかな手間と心ですね。あらためて心に刻みます。