町中の墓地のフェンスにぷっくり太ったカラスウリを発見。
これからだんだん色づいて赤くなるのでしょうか 。
近所には二軒のお寺がありますが、町中ながら墓地が隣接。
その二軒とも増築済みであったり、現在増築中です。
中高年対策なんでしょうか。(考えてみれば、確かに・・・)
さて、このカラスウリ、教室仲間のMさんによると、若い実をとってきて、目や鼻をくりぬいて遊んだとか。ハロウィンのカボチャのように、昔の子どもたちは遊んだのですね。
『草花遊び 虫遊び』乙益正隆著(八坂書房)によると、”真っ赤に熟れた実をくりぬいて、中に蝋燭を灯して、赤い提灯を作る”そうな。 インパクトありますねえ。
そんな遊びをおもしろがる子どもや親が、少しでもいるといいなあ。
また、熟した果肉は、ひびやあかぎれのぬり薬に使ったそうです。
キカラスウリの根からとったデンプンが、天花粉だとは聞いたことありますが、ぬり薬は知りませんでした。
そう言えば、ヘチマ水、ヘチマコロンの化粧水、ありましたねえ。
同じウリ科ですし・・・・・。
*ここでアップしているものは、キカラスウリと判明。こちらの果実は、黄色くなるそうです。
参考になるサイトがありましたので、どうぞ。「 白岩先生の植物教室」の
”1年の身近な植物” 9月 のところに、とってもわかりやすく紹介されていました。
運動会と言えば烏瓜の出番でしたよ。果肉を腿や脛になすりつけて、黄色く染めて走りました。 脚どり軽く早く走れるとか、ガキ大将に教わりました。
それでもいつも・・・
私が子供の頃にはまわりにまだ畑もちらほらあり、
高い木にカラスウリの赤い実がひっかかったように
ぶら下がっていた記憶もあるのですが。
カラスウリの薬効を知っているほどには身近な植物では
なかったのたようです。触ったことありませんでしたから。
赤い実の中をくりぬいた小さな提灯、可愛いですね。
皮が薄いので、もしかしたら高度な技術が必要かも
一緒くたにしてカラスウリと思ってしまって、ごめんなさい。
こちらは、キカラスウリのようです。葉っぱがつやつやだし、ウリも大きい。花の基部からレースの形もスッとしてますし。
キカラスウリを見たいと思っていたら、これがそのものだったなんて!
ここら辺では、これしか出会ったことがありません。
蛙さんに書いた通り、キカラスウリでした。こちらは、根のデンプンから、天花粉です。
紛らわしくてごめんなさいね。
キカラスウリのほうが、実はおおきいです。
いつになったら、うり坊みたいな模様が現れるンだろうと、見ていたのですから・・・本当に単純人間です。