「焚き火と野外料理をこよなく愛するネイチャークラフト作家・長野修平による、
旬の食材を、季節にあった調理法で味わいつくす」をテーマにした庭先レシピ集」
...........とコピーに。里山だけじゃない、家庭でも試せる・・・・・・・のが、うれしい。
『 里山ライフのごちそう帖』 長野修平著
実業之日本社刊・ 1500円+税
ああ、おいしそう、こんなにも里山暮らしを家族で楽しんで愛おしんで暮らす毎日はまさに宝物ですね!
普通の人にとっては憧れの里山暮らし、月刊「ガルヴィ」の連載が本になったおいしい一冊です。
昔、田舎で暮らしていた子供時代、季節ごとの山の幸にめぐまれていたこと思い出しました。
春は、ワラビ採り、ウド掘り、~~キノコ狩り、クリ拾い~~許されることなら、大人になってもそんな暮ら
しの中にいたかった。
ある日、山奥の水源地に見回りに行った父親が、川魚を取ってきました。イワナだかヤマメだかわから
ないけれど、煮て食べましたっけ。
今になれば、アスパラガスに似ているというシオデ、本当はどういう味だったかは思い出せないのだけ
れど、「おいしかった」という記憶だけは、しっかりと残っているのです。
母のキャラ蕗、干しキノコの混ぜご飯、もう決して味わえなくなってしまったものが無性に食べたい。。。
春 夏 秋 冬 ~里山の恵みを楽しむ極上ごはん。
こんな風に人生を楽しみつつおいしい食事ができたら、~~何か一つでも真似してみよう。
里山が保護され、いつまでも人々の暮らしの近くにありますように。
22でまた信州に戻りましたが、会社の独身寮で30歳くらいまで暮らして、仕事オンリー・・・
もっとも仕事オンリーは定年までですが・・・
ふと、昔はこうだったと・・・
数日前に、妻が母親のナスの油いため美味しかったけど、再現できないと・・・
そういうもの多いですね。
思い出の場所はこの辺と訪ねても見つからない・・・
でも、思い出は大切ですね。
ナスの油いため、思い出します。確かにおいしかった!
でも、あの頃ほどおいしく作れません。
懐かしさが、おいしくしているのでしょうか。
懐かしいものは、記憶の中に。
辿ってもきっと行き着けない。鮮やかなのは記憶だけかも。
けれど、なんと、貧しくも豊かな時間だったのでしょう。
夏眠する蝶、勝手にリンクさせていただき、すみません。
山の花も蝶も、楽しく読ませていただいております。