軽井沢のT山さんのおばさんの庭には大きなトチノキがありました。
池や石灯籠もある日本庭園ですが、毎年初夏の頃には「白髪太夫」しらがだゆうと、呼ぶ、
大きな毛虫が出現します。
白い長い毛が生えた5センチ以上もある、太った淡緑色の毛虫で、おばさんはせっせと退治していました。
トチノキから下りてきて、何匹も、ゆうゆうと庭を横切っていく光景には、思わずギョッとしますが、
今思えば、蛹になる場所を求めていたのです。
なぜこんな話を思い出したかと言うと、あるものを見たからです。(蛙さんのブログです。)
それは藪の中にある、野のゆりかごのような透かし編みの網篭。
その主こそが、この白髪太夫(シラガタロウと言うところも)でした。
クスサンという大きな蛾の蛹です。この篭は、山でいっぱい見たことがあります。
子どものころは、その毛虫と、ゆりかごと、成虫の蛾は、全く一致していませんでした。
今自分が、故郷に住んでいたとしたら、昔どおりの自然が残っていたとしたら、どんなにおもしろいことでしょうか!
でも、別に毛虫が好きってわけじゃあないんですが。
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そうでしたね。
胡桃の木にはたくさんいましたね。
農薬が普及して今では見ることがなくなってしまいました。
気持ちが割る毛虫ですが、いなくなるとなつかしい・・・
人間とは勝手なものです。
胡桃の木にもいたのですね。栗の木にもと聞けば、たくさんいたわけですね。
それで、きっと自然のバランスが保たれていたのかも。
毛虫は、決して好きではないけれど、見かたが変わりますね。
見るからに気味の悪い毛虫を 白髪太夫といって笑い飛ばしてしまうのですね。早速調べて、成虫にもお目にかかりました。この蛾はどこかで見たような気もします。
涼しげな透かし編み… 冬は寒くないのでしょうか。至るところについていたので、空きに大量発生となるのですね。怖ろしや~ リンクして頂きありがとうございます。別所沼は行事が重なってなかなか更新できません。
http://www.ffpri-kys.affrc.go.jp/situ/zoo/catalog/9gaichu/kususa.htm
嫌いな方はクリックしないように ご注意ください。
おかげさまで、遠い記憶に辿りつきました。
蛙さんが行かれた場所にはいっぱい自然が残っていてすばらしいです。
と言って、こんなにたくさんの白髪太夫にお会いするのも…
勝手なものですね。
ご配慮もありがとうございました。