九州を北上していた台風14号は、今日19日は、山口に入り、
日本海沿岸を北東に進んでいるようです。
東京も、私の住んでいるあたりでは、朝から雨が降ったり、
晴れたり曇ったりと、目まぐるしく天気が変化しています。
被害状況が報道されていますが、被災された方には、心から
お見舞い申し上げます。
この3連休は雨など不安定な天気で、気軽に出歩くわけ
にもいきませんでしたので、撮りためていた花などの
写真を紹介します。都立薬用植物園の草花です。
夏から秋の変わり目ごろに咲く花ですね。
どれもよく知られていますが、上からオミナエシ、ニラ、
シオンです。
シオンは園芸種が広く出回っていますが、自生している
ものは少なくなっているんだそうです。
これはオオイヌタデです。
高さは2m近くありました。空き地などでよく見るイヌタデ
は30~40cmくらですが、はるかに大きいタデです。
花穂も10cmはありそうです。枝垂れています。
キカラスウリ(上の1枚目)とオオカラスウリ(2枚目)の花です。
午後に撮った写真ですので、おそらく萎みつつあるのだと
思います。
レースをひろげたような花には、今年も出会えませんでした。
キカラスウリ(上の1枚目)とヘビウリ(2枚目)の実です。
ヘビウリの花は、撮り損なってしまいましたが、
キカラスウリと変わらないくらいだったと思います。
それが、実になるとこんなにも違うんですね。
ちょっと変わった花を見つけました。
シモバシラというんだそうです。初めて見ました。
冬になると地上部が枯れ、その茎に根から吸い上げた
水がたまり、凍って結晶のようになるので、シモバシラと
呼ばれるそうです。面白いですね。
ゴジカ(午時花)の花です。
この花を見たのも初めてです。
午の刻(11時~13時)頃に開花する一日花だそうです。
アオギリ科と表示されていました。
カリガネソウ(雁草)です。
花の様子が雁のように見えるということから、
この名前がついたそうです。
きれいな花です。
自然は、まるで芸術家のようですね。
世界が平和でありますように!
ございます。
ヘビウリは、ウリ科で食べられます。
(公社)東京生薬協会のHPでは、ヘビウリの
「若く緑白色の果実は食用になります」とあり、
「食用(スープ、炒めもの等)」とされています。
あまり知られていないですし、和名がヘビウリ
なので、びっくりしてしまいますね。
ネット検索すると、食べ方も出ていました。
ヘビウリは、ウリ科なのでしょうか?
見た感じでは巨大なモロッコインゲンのように思えますが。
食べられるのでしょうか?
コメントありがとうございます。
薬用植物園に植えられている植物は、「薬用」
ということですが、その範囲が広いらしいんです。
食べられる植物も入っています。それで、ゴボウ
やコンニャクなどの花を見ることができたり、
とにかく、いろいろな植物の花や実がみられます。
言われてみると「飾り気がなくて素直に咲いて」
いる植物ですね。
飽きることがないので、いつもたくさん写真を
撮っているのですが、夏の時期は、夕方は蚊が
多くて、私の方から「栄養」を提供しています(笑)。
ヘビウリっていうのがあるんですね!?
はじめて知りました。
長い実がヘビみたい~。インゲンに似ていますけど、きっともっと大きく長いんですよね?
花がキカラスウリみたいだなんて驚きです。
いろんなお花たち、きれいですね。飾り気がなくて素直に咲いている姿に憧れます。
カリガネソウ、色もカタチも大好きなのです。つぼみもかわいいですよね。
ございます。
台風は、九州を縦断したあと、日本海を
北上してくれた分、本州では被害が少なかった
ようです。東京でも、ほとんど被害はなかった
ようです。でも、直撃された九州は、大変だと
思います。
ルコウソウ、可愛いですね。
ございます。
冬に霜柱がついたものを見たことが
おありなんですね。どんなふうになるのか、
見てみたいです。
それにしても、本当に面白い植物ですね。
台風14号は大阪は夜の間に通り過ぎていきました。
きょうの朝、いつも朝でした。
厳冬期の岩湧山で霜柱になったものしか
見たことがありません。