ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

リハビリの記 4 ~リハビリ室でのトレーニング①~

2015-04-07 | 日記
リハビリ
リハビリは、平日の午前と午後の2回です。

私の担当は、指導に研究熱心なO先生と、たえず励ましてくれたK先生
のお二人でした。
なかなか指示通りにできない私を、辛抱強く指導してくれました。
ありがとうございました。

リハビリは基本的には、骨折した足に少しづつ荷重をかけながら、
足首の筋力と柔軟性の回復を図っていきます。
同時に、細くなった太ももやふくらはぎの筋力もつけていくんです。
          

足指で、お手玉をつかんであげあろしをする、タオルをひきよせる。
こんな簡単なことがなかなかできず、もどかしいったらありません
でした。
               

平行棒でのトレーニング
入院4週目に入り、サポーターを外したあたりから、
平行棒につかまりながら、骨折した足に
体重の4分の1荷重(15㎏~20㎏)、3分の1荷重(25㎏~30㎏)、
2分の1荷重(40㎏前後)、3分の2荷重(50㎏~60㎏)、全荷重
(つまり片足で全体重を支える)と負荷をかけていきました。
           

当たり前ですが、歩くためには、片方の足に体重のすべてがのせられないと
いけないんです。結構速いペースでした。

負荷をかけるのはただ立っているわけでなく、平行棒につかまったり
、杖をつかったりしながら、もちろん歩くんです。
足をつくことに、無意識に不安があるらしく、右足に体重をのせて腰を
引いてばかりいました。

「かかとから着地して、膝を曲げて、つま先で蹴るように」。
そうなんですよ。歩くってそうするんですよ。それができないんです。
歩き方をすっかり忘れたようでした。

平行棒内での、つま先上げ、かかと上げ。腿あげ。
右足・左足と足を前後しながら、足首を曲げ、アキレス腱をのばして
歩く。

こわばった足と重い痛みに、おもわず涙がじわ!

「涙がじわ」っと言えば、平行棒内で体のふらつきを支えながら、
ソフトボールのピッチャーのように、お手玉を目標に向けて投げる
のもきつかったですねえ。
とにかく、膝と足首が曲がんないんですからー。

同じようなことを「輪投げ」もつかってやりました。こどもの遊びなんて
言ってられません。
          

                           (続く)





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« リハビリの記 3 ~歩きを... | トップ | リハビリの記 5 ~リハビ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事