夏の花火には、故郷福島の思い出があります。
小学生の頃、夏休みは、両親に連れられて
二人の弟と一緒に、花火大会を見に行きました。
花火の打ち上げは、市内を流れる大きな川
(阿武隈川)で行われます。
花火が一番よく見える川沿いの土手は、
早い時間から見物客で一杯になります。
とても家族全員が座れる場所はとれません。
そこで、川からは遠ざかってしまいますが、
逆方向の小高い山に上り、花火を見下ろせる
場所から見物していました。
生活が苦しい頃でしたので、母がつくった
おにぎりとわずかのお菓子をもっての見物でした。
でも、手にしたプログラム表を見ながら、
次は打ち上げ何連発、次は仕掛け花火(煙しか見え
ませんでしたがー)と、口にしながら見る花火は、
それは楽しいものでした。
実際には、さほど大きくは見えなかったはずの花火。
しかし、今も脳裏によみがえるのは、
夜空一杯に頭上に開く、大きな大きな花火です。
都内の花火大会をネットチェックしてみました。
ネットには、7月3日に府中市の東京競馬場で
「TOKYOシティポップ花火2024」が行われる
ことが出ていました。
これまで見に行ったことはありません。
入場チケットは既に完売。府中市に住んでいる
知人に、場外から観覧できるスポットを聞いた
ところ、多摩川の是政橋なら見られるとのこと。
是政橋といえば富士山の撮影スポットですし、
川沿いの桜は都内の名所として知られたところです。
河川敷には、早くから場所取りをしていたと
思われる人たちが花火の開始を待っています。
あたりが薄暗くなってくるにつれ、
川の下手方向に続く土手は、カメラの三脚の
列と、見物客であふれていました。
花火は、是政橋のちょうど真上のあたりに、
上の写真のように打ちあがりました。
約1万5先発という花火が、次々と打ちあがり、
いろいろに輪が広がっていきます。
ところが悲しいかな、あらかじめ撮影の仕方を
調べることなく適当なモードで撮っていたせいで、
ほとんどうまく撮れません。
何とか見られる写真だけをアップしてみました。
雰囲気だけでも感じ取っていただければ、
うれしいです。
小学生の時の花火の思い出から数えて、
もう60年以上の年月が流れています。
父と母、すぐ下の弟は、既に他界し、
今は、遠く離れたところに住むもう一人
の弟と私だけになりました。
振り返ればあっという間の人生です。
あの時の大輪の花火は、すぐに蘇ってきます。
思い出が生きる支えになっています。
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当市は予算不足をいってましたが、コロナのせいで自粛から廃止になり残念です
写真を褒めていただきうれしいです。
本当を言えば、撮った写真の枚数は70~80枚
はありましたが、ピンボケばかりで、結局
残ったものが10数枚でした。
最後はいらいらしてました(笑)。
予算の影響でイベントが中止されるのは
残念ですね。気持ちが癒されるイベントは
是非残してほしいですね。
殆どが有料席です。
だから毎年娘のマンションからの見物です。
今年も8月3日には行なわれます。
少ないように思っていました。
しかし、最近の花火は、打ち上げ花火にも
いろいろな種類があるみたいですし、
仕掛け花火も工夫がこらされてるようですね。
しかも、音楽の演出も加わってるそうですね。
もちろん費用もあるんでしょうが、ベストな席
で楽しむということが出てきているのかも
しれませんね。
府中市の花火は行っていませんがあの頃は多摩川の花火大会を河川敷で見ました。
上から花火が降って来るんです。綺麗でした。
多摩川の花火大会は有名ですね。
頭上に、大輪の花火が降ってくるとは凄いですね。
思わず拍手したくなるような花火だったんで
しょう。これぞ花火!ということですね。