このところ、バスに乗るとよく席を
譲られるんです。
大抵、立ち上がってどうぞと勧めて
くださいますので、遠慮せずに、
お礼を言って座らせていただきます。
席を譲られるのは、杖を手にしている
からなんでしょうね。
でも本音を言うと、鏡に映った自分の
顔は、そんなにくたびれてないと、
思うんですがー。
家人は「間違いなく高齢者の顔よ」と
ばっさり。
なぜ若く感じるかというと、鏡を見ると、
若い頃の自分の顔を思い浮かべたり、
無意識のうちに表情をつくってしまう
ということなどもあるんだそうです。
実際には左右反対に映ってますしね。
確かによく見つめないといけません。
もちろん体力を自覚しつつ、気持を
若く持って日々を過ごすことは悪く
ないと思います。ただし私の場合は、
転ばないよう肝に銘じておかないと
ダメですがー。
そんなことを考えながら、久しぶりに
都立の薬用植物園に行ってみました。
野外には植物はほとんどない時期です。
その中で、花をつけているのは、
花木では、ロウバイやマンネンロウ
(ローズマリー)です。
スプリングエフェメラルに数え
られるスノードロップですね。
これもスプリングエフェメラルの
フクジュソウ(福寿草)です。
上の二枚目の写真の福寿草は
「青梅産野生種」と表記されて
いました。
これもスプリングエフェメラル
ですが、セツブンソウ(節分草)
です。花は1センチちょっとの
大きさで、たくさん顔を出して
いました。
これはフキタンポポ。1月から3月頃に
咲くタンポポで、葉がフキの葉に似た
感じなので、名前の由来になっている
そうです。
これはセリバオウレン(芹葉黄連)。
葉がセリ(芹)に似た感じです。
NHKの朝ドラ「らんまん」で、高知で
牧野博士が特に愛した植物として紹介
されていたものですね。
上の3種の花は、いずれもバルボコ
ジューム(ペチコートスイセン)と
いわれるものですね。
こちらはチューリップ(原種フミリス)
です。大輪の艶やかなチューリップと
違い、背丈の低い原種系のもの。
簡素ですが、かわいい感じです。
園には、小さな温室があります。
上からキバナアマ、ブーゲンビリア、
コエビソウ、ウラムラサキです。
やはり熱帯系の花は鮮やかですね。
ところで、もうすぐ梅が見頃になる
でしょう。案外今年は、桜と一緒に
なるかも知れませんね。待ち遠しいです。