中国迷爺爺の日記

中国好き独居老人の折々の思い

電車の中で火をつける

2011-11-17 09:44:34 | 身辺雑記

 先日、東京のJR中央線を走行中の電車内で午前0時半頃、乗客の衣服に火をつけたとして、36歳の自称派遣社員の男が建造物等以外放火の現行犯で逮捕された。

 

 この男、自分が座っていた座席のすぐ横に立っていた20歳の大学生のダウンジャケットに背後からライターで火をつけ一部を損傷させた。別の男性客が気づき、駅で降ろしたが、逃走しようとしたため男子学生が取り押さえた。

 

 警察の調べによると、「席に座っていたが、すぐ横に立っていた乗客の服が邪魔で腹が立った。火をつければ離れると思った」と供述しているとのことだ。仕事帰りで酒に酔っていたらしい。

 

 酔っていたとは言え、何とも呆れ返った行為だ。このようなことをして、しかも逃げようとしたのだから泥酔していたのではあるまい。生酔い状態ではなかったかと思うが、正常な判断力が鈍っていたのだろう。だからと言って、公共の場でのこのような常軌を逸した行為は許されるものではない。

 

 痴漢行為など反社会行為をして捕まった容疑者が、酒に酔っていて覚えていないと言うことがよくあるが、私はアルコールに弱く、口にすることがほとんどないからよく分からないのだが、本当にそんなものなのだろうか。泥酔してもちゃんと家に帰ることがあるから不思議に思うのだが、断片的にその時々は覚えているが、酔いが覚めると忘れると言う。犯罪的な行為の場合にもそういうこともあるのだろうが、ほとんどは生酔い状態のときに起こしてしまい。罪や非難を免れるための口実にしているようにも思う。

 

 それにしても電車の中で衣服に火をつけられては堪らないし、ましてや、時折あることだが、ホームから突き落とされては命にかかわる。酔っていたからと言って甘くしてはならない。件の男、どのように処分されるか分からないが、きつく灸を据えられるべきだろう。