教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

Oさんの水彩画5月分(その3)

2010年06月15日 | 教室風景
Oさんが5月中に制作した作品のご紹介も今回で
3回目。ここからは奈良旅行での淡彩スケッチです。



「奈 良-平城京」  水彩画  F6

特に空の表現が伸びやかで美しく
建築物よりも5月のまばゆい日差しが
今作の主人公のように感じます。
Oさんらしく明るく軽やかな作品です。



「奈 良-猿沢の池」  水彩画  F6

興福寺五重塔と奈良公園の鮮やかな緑が
猿沢の池の水面に映りこんでいます。
実際は緑沼と呼びたくなるような水の色ですが
Oさんが描くとこんなに爽やかになります。



「奈 良-法隆寺」  水彩画  F6

世界最古の木造建築物といわれる中門や金堂ではなく
選んだのはこの古木。さまざまな時代を生きてきた
古木への感動と畏敬の念が力強い線となって表れ、
この作品を生き生きとさせています。



「奈良-薬師寺」  水彩画  F6

金堂・西塔・東塔が西ノ京の落ち着いた家並みのあいだ
から見えていて、とても奈良らしい作品ですね。
瓦の鼠色に鮮やかな木々の緑が映えています。

エネルギッシュに描き進めるOさんの作品数は
すでに50を超えました。今までの作品は
HP「上郷の森 日本画教室」の中の”作品集”内の
Oさんのページに制作順に掲載されています。
ぜひこちらもご覧下さい。

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念願の!ルリタテハ幼虫

2010年06月15日 | 生き物
ホトトギスやサルトリイバラの葉を裏返し続けて2ヶ月。
ルリタテハの幼虫にとうとう出会えました!

ぜひご紹介したいのですがイモムシ・ケムシ類が苦手な方は
ご注意。ご覧にならない方がよろしいかと思います。



サルトリイバラの青い実が大きくなったな~と近づいたら
顔の横に・・・



おお!サルトリイバラの葉にルリタテハの幼虫が♪
感激のあまり意味もなく連写!



太さ1cm、長さ4cmというところ。
まだいるかも、と近くの葉をめくったら



太さ0.4cmくらいのちっちゃいのもいました。
拡大すると



やはりトゲトゲ。
このサルトリイバラにはこの大小2匹だけのようです。
以上の出会いが6月4日

次にチェックしたのが3日後



6月7日の朝
ひとまわり大きくなって赤味が増していました。



赤ちゃんの方も3日前よりトゲがしっかりしていました。

それが同じ日の夕方



変~身~!
図鑑で見て憧れていた姿(終齢)に近づいたようです♪
ちびっこの方も



順調に大きくなっています。

この衝撃的な姿をした幼虫が
あの美しい瑠璃色の蝶になるかと思うと不思議でなりません。
蛹も見てみたいと欲が出てきましたが
大きいほうはもう蛹化してしまったかな?

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