教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

メタリックな美しい虫たち

2010年06月27日 | 生き物
上郷森の家まわりで見かけた
金属のような光沢を持つ美しい虫を少しご紹介します。



木漏れ日のなかキラリと輝くその姿に
いつもハッとさせられます。
ハグロトンボのような形をしていますが
ひとまわり小さくより華奢です。



ニシカワトンボでしょうか。
近づいてもあまり逃げないありがたいモデルさんです♪



こちらは翅のグラデーションが美しい♪
同じカワトンボの仲間の
ニホンカワトンボだと思います。

きれいな水辺に暮らすたくさんの昆虫の中でも
宝石のように輝いているのがこちら



ハンミョウです♪
近づけば前へ移動するのでミチオシエという別名もあります。



今回のピンボケは残念ですが
また出会えることでしょう・・。
以上が6月中に出会えたキラキラ昆虫。

そのほか
5年ほど前ニコンクールピクスを使っていた頃、
森の家まわりで撮影して
「きれいな虫」と題して保存してあった画像がありました。



アカスジキンカメムシです。
あの頃は今ほど甲虫に興味がなかったけれど
あまりの美しさに思わず撮影しました。

昨年秋、少々気味悪がりながらひとまず記録していた



この甲虫。
調べたら前出のアカスジキンカメムシの
幼齢だったのです。よく見れば触角の青さなど
美しい成虫に似ているところもありますね。
脱皮していく姿を見たいような見たくないような・・。
そういえばハンミョウの幼虫時代は
どんな姿なのでしょう?調べてみたくなりました。



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不気味だからこそ

2010年06月27日 | 生き物
上郷森の家まわりを歩くのが毎回楽しいのは
美しいものが見られるからだけではなく



不思議な生き物に出会えるからです。
観察して調べる喜びは増すばかり♪
特にクモ類や蛾類は近づくのを避けていたこともあって
何を見ても新鮮に感じます。このクモだって・・・

見た目どおりの名をもつこのゴミグモは
脱皮殻や食べかすのゴミを巣につけて隠れ蓑に
しています。真ん中にいるのがわかりますか?
この森では結構見かけます。

草陰をのぞけば



泥でできた蜂の巣が♪
これはヒメベッコウバチの使用済みの巣のようです。
クモ類を麻痺させ巣に持ち帰り卵を産みつけるそうですが
巣を作っているところを見たいものです。

雨降る中、遠くからでも目立ったのはこちら



ビロウドハマキという蛾です。
上下どっちが頭?びくつきながら近づくと
下の方で触角が動いていました。
案外かわいい目をしていますね。

かわいい目をもつ者といえば



先日出会ったヒゲコメツキ。
このオスは触角を風になびかせ動き回っていました。
こんなかわいい顔をして肉食なのだそうです。

近くにミノムシがいたのですが



蓑のお尻側になぜ蛹・・?
しかもこの蛹、羽化できたのではなく
何者かに食べられてしまっているようです。

キモっ!などと言いつつも、つい接写で連写!
きれいなものよりも、初めて見る不気味なもののほうに
魅力を感じます。自然と蜘蛛の画像がたまってきました。



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