先日歩いた森では秋らしい植物や生き物に出会えました。
優しい佇まいのコウヤボウキ
自然のものは初めて見た、かなり背の高いゴンズイ
公園で見た木は小さかったので驚きました。
秋の葉っぱになりきっているようなクダマキモドキ
ぴかぴかの健康体!
ツチイナゴの成虫(下)と幼虫(上)も元気でしたが
ハヤシノウマオイでしょうか、脚のトゲトゲも立派なこの虫は
腹部側面に怪しい黒色部分が・・・もしかして病気?
そういえば初秋のイモリ池で
ヨシの葉先にしがみついているこんなフキバッタの姿をたくさん
見かけましたっけ。つつくとすでに体は乾燥していて「なんだろう?」
と思っていたのです。
調べてみるとこれはエントモファガ・グリリという菌に感染した個体で
この病原菌に侵されると草の先端に登って死亡し、その個体がまた
胞子を飛ばすのだとか。恐ろしい!
近くの森でも見ました。
カマキリの関節から白い菌糸が・・。
どうやらこれも菌に侵されて力尽きてしまったよう。
天敵は少ないと思われる肉食昆虫も菌には勝てないのですね。
近所の小さな茂みにだって興味深いドラマが満載です。