グループ彩雲の皆様、事前にお渡しした予定表のとおり
本日金曜日のお教室はお休みさせていただきます。
東京で展示作業があるので・・申しわけありません!
このところ体調不良でじっとしていたため、珍しく画像整理
(外付けHDにコピーするだけ)をしました。その際、つい見直してしまい
案の定はかどらなかったわけですが、少し前の画像で狩り蜂と蜘蛛等の
興味深いシーンを発見?しましたのでご紹介いたします。
蜂はともかく、蜘蛛が苦手な方はどうぞご覧にならないで下さい~☆
初秋のまだ気温が高かった頃。
こんなところにチュウガタコガネグモ!と立ち止まると、
大きくて黄色い蜂が私の周りをぐるぐる飛び回りました。
スズメバチじゃなくてよかった・・。
そういえば蜘蛛の様子がおかしいので見守っていると
とうとう蜂が蜘蛛のそばにおりて来て
ちょんちょん。ぴたぴたと言うべきか何度も蜂が触角で
蜘蛛の様子を確かめました。蜘蛛は生きているようなのです。
これは麻酔をかけたのに違いない!と確信して運搬作業まで
観察しようと思ったのですが、どうやら私が邪魔だったようで
蜘蛛はそのままに、蜂が何処かに飛んでいてしまいました。
次の日同じ場所に見に行ってみると蜘蛛の姿はすでになく・・。
下のハチは違う場所で見ました。
ピンボケなのが残念です。光に照らされた一瞬、あまりの美しさに
見とれ大きさにさらに感動して撮影するのを忘れてしまうほどでした。
前出の蜂といいこの蜂といい、キバネオオベッコウなのかな~?
蜘蛛を生き餌とするようなのですが・・。
こんな時図鑑がほしくなってしまいます。
こちらはクロアナバチであっていると思います。
とても大きくて艶やか、迫力ある姿でした。
ツユムシなどバッタの仲間を狩り、麻酔をかけて卵を産むのだそう。
こちらはミカドトックリバチ
一株のカラムシをもう舐めるように執拗に調べていました。
自ら泥でつくったトックリ形の巣に産む卵のために蛾の幼虫を狩るという
ことですから、食べ痕だらけのこの植物に狙いを定めていたのでしょう。
10分以上しゃがんで見つめていましたが、とうとう狩りは目撃できず。
ここまでは単独性の狩りバチでしたが、つい先日は集団で暮らす蜂の
コガタスズメバチの狩りに遭遇できました!
(短い動画を撮影してみました。下の△をクリックしてみてください↓)
とらえられた獲物は頭からバリバリ咬まれています。
襲われていたのはセンチコガネでした。
美しく光り輝く森の掃除やさん、センチコガネ
この森にはとても多くて、ジョロウグモの巣にもかかっていました。
翅がとても硬そうですが・・・
ちゃんとやわらかい場所がわかっているのですね。
狩りバチを支える大型の蜘蛛、大型の蜘蛛を支える小さな生き物たち。
どの関係が欠けても生態系のバランスが崩れてしまうでしょう。
こんなドラマが見られる豊かな森に感謝しつつ、そーっと歩いています。