教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

蝶4種とその幼子時代

2014年10月14日 | 生き物

この秋は大好きな蝶とその幼虫に会う機会に恵まれました。
以下、イモムシケムシが苦手な方はご覧にならないで下さい。


注 







幼虫に会いたい場合、その食草をこまめに見るしかありません。

よく会う蝶にもかかわらず、幼虫をまったく見ることがなかった
アオスジアゲハ。幼虫の食草はクスノキの仲間です。
先日夕方に駅へ急いでいるとき目に飛び込んできました!


綺麗な黄緑!初めて見たアオスジアゲハの幼虫は体長約4cmでした。
カメラを持っていて良かった~♪


こちらも遭遇率の高いアゲハ、キアゲハ


幼虫の食草はセリ科。今年も近くのハーブ園にあるフェンネルの葉で
育っていました。


上郷森の家周辺でよく会えるアゲハ代表のジャコウアゲハ


幼虫の食草はウマノスズクサですが、この幼虫は蛹化直前だったのか
食草から離れた枝先で固まっていました。卵は朱色、蛹は一度見たら
忘れられない造形。どの時代も強烈な印象をもつ蝶です。


大好きなルリタテハ。この画像はちょっと翅が傷んでいますがなんとも
美しい蝶です。幼虫の食草はサルトリイバラやホトトギスなどユリ科。


ええっ!
何度見ても感動してしまう姿です。もう一度脱皮すれば
さらに体の赤味が増してプリプリ太った迫力ある姿になります。

よく見かける蝶ばかりですが、捕食者の多い幼虫時代は
うまく隠れていてなかなか会えないもの。
見つけたからといって持ち帰り育てようなどとは思いません。
ただただそのむっちりした姿が好きなのと羽化後の姿とは
あまりにもかけ離れているのが興味深く心ひかれるのです。
いちど幼虫から蛹に変わってゆく様子を見てみたいものです。


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