Kさんは初夏の高原に取材されました。
「夢奏でる」 日本画 F8
色鮮やかな満開の百合が白樺林に咲き乱れている幻想的な光景です。
骨太のデッサン、粘り強く重ねられた岩絵の具の深い輝きが説得力と
なって見るものを夢の世界に誘います。力強く情趣に富んだ作品です。
近づいてみました。
百合を描く前に、時間をかけて白樺林の奥へとつながる空間を美しく
創りあげました。色の響き合いと白の質の差を意識しながら重ねた
色色は滋味豊かで美しく、いつまでも見ていたくなる魅力があります。
入り組んだモチーフに挑戦しますます世界を広げておられるKさんの
過去の作品はHP「上郷の森 日本画教室」内の“作品集”の中の
Kさんのページに制作順に掲載されています。ぜひこちらもご覧下さい。
長靴をはいて雨上がりの森へ行くとハクセキレイが前を歩いていました。
可愛いお尻が水溜りに映ったところをパチリ☆
ネズミモチの青い実にも
ガマズミにいたオジロアシナガゾウムシの背中にも雫がキラリ!
色づきはじめたサルトリイバラの実。半分枯れ色ですね。
アザミが多いところに行くと
ホシホウジャクがブンブン飛んでいました。
雫で花の蜜が薄まっていないのかな?
厚い雲がすっかり流れて強い日差しが降りそそぐと
このアカタテハやキタテハが舞いだしました。まるで隠し撮り☆
近づきたいけれど花のあるところが奥まっていて残念。
傷ひとつない美しいキタキチョウ
11月に入っていよいよ秋本番。強い日差しがありがたく感じます。