goo blog サービス終了のお知らせ 

教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

べっこう飴系☆カメノコハムシ4種

2019年06月16日 | 生き物

ヒルガオの花咲く茂みを見ると小さな穴だらけでした。


これはいる・・!


葉を裏返せばほら♪


ジンガサハムシの成虫がいました♪直径8㎜ほど。
べっこう飴を思わせる透明感。

違う葉を裏返すと

極小の卵のうが。このカプセルには数個の卵が入っているそう。


卵のうの隣にいるのがジンガサハムシの幼虫


サソリのように見えるのは幼虫の脱皮殻。
脱皮するごとにお尻に殻をつけ、盾のようにふりかざして
身を守るのだそう。脱皮するごとの変化が面白い!
蛹を見たいと思って探しているのでヒルガオの茂みは素通りできません☆

似た仲間は他にもいて
前出のヒルガオの隣にあったイノコヅチを見ると

似た食痕がありました。
もしやと思い探してみると


いました!イノコヅチカメノコハムシです。
ジンガサハムシより小さく体長6mmほど。

近所で出会う機会が多いのは

ムラサキシキブを食草とするカメノコハムシ


イチモンジカメノコハムシです。
ムラサキシキブの若葉が出たころ、毎年4月から見られます。
イチモンジカメノコハムシの幼虫はジンガサハムシの幼虫を超える
不気味さですがそれはまた。。

4種目は初見のカメノコハムシで5月中旬に出会いました。


直径9mmほど


ヨツモンカメノコハムシのようです。

検索するとサツマイモやノアサガオを好む南方系の種で
サツマイモの害虫として有名なようですが温暖化で北上してきたのかな?
この時いた葉はイノコヅチのようですが隣にヒルガオがあったし
この名前で合っていると思います。

カメノコハムシの仲間は思いのほかたくさんいて
これからの出会いが楽しみになりました。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする