教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

5月最後の教室 湿った森の生き物たち

2024年05月28日 | 教室風景

午後から雨の予報で朝から涼やかな風が吹いていました。


白い花の多い青々とした森でオニシバリの実が際立ちます


野原には出始めのチガヤの穂がゆれ


日あたりのよい場所にはハラビロトンボ


ほの暗い場所にはカワトンボや


ホソオビヒゲナガがいました。
出たての5月初旬にはなめらかだった長い髭はよれよれ。。

こんな小さな蛾もいれば


ヤマトカギバ


トンボエダシャクなど様々な蛾が飛んでいました。

蛾はほんとうに種類が多く、会えると嬉しい大型の美麗種もいますが
この日は驚く出会いがありました。


アカガネサルハムシがそろそろ出る頃と思いヤブカラシを見ていたら
視界の端で茎が大きく動きました。

ツルが伸びるところ?まさかね・・とじーっと見つめると


シャクトリムシだ!なんて見事な擬態でしょう。
薄黄緑色に赤紫色の部分があって、ヤブカラシの茎にそっくり!
長さは5cmほどでけっこう長い。


ピクリとも動かず一生懸命植物に馴染んでいます。
尺取りの動きも見てみたかったけれどあきらめました。

このシャクガの幼虫がどんな蛹になってどんな蛾になるのか
見てみたいものです。

5月最後の教室日でした。


午前中の制作風景を撮るのをうっかり忘れてしまいました。
雨は14時頃サーッと降りましたが総じて明るい曇り。
湿度が高くてなかなか画面が乾かずゆっくり作業を進めました。


梅雨入り前というのに早くも色づいたアジサイが
雨に濡れて喜んでいるように見えました。


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