教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

クヌギレストラン(その一)

2010年07月26日 | 生き物
クヌギの木に
ぼろぼろのチョウがとまっていました。



何蝶かな?
近づいて観察すると視界に動くものが・・



スズメバチにキタテハにカナブン♪
夢中になってクヌギの樹液を食しています。

まさにクヌギレストラン!
もしかしてカブトムシがくっついているかも?
大物を期待してクヌギを探して歩くと



カナブン多し・・
キタテハをヒカゲチョウがさかんに追い回しています。
ヒカゲチョウは気が強いですね。



根元をふと見たらクワガタのメスのような
甲虫がいました。この時夕方6時半。
カブトムシ類はこれから夜~早朝に活動するのでしょうね。

嬉しかったのは出会いがあったこと♪
下の画像をダブルクリックしてみてください

<クヌギレストラン・ゴマダラチョウの吸蜜 >


初めてゴマダラチョウを見ました!
次にご紹介します☆

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ハーブ園ぼんやり散歩

2010年07月25日 | 散歩
近くのハーブ園ではメドーセージが
だいぶ大きくなっていました。花期の長い植物ですね。



ここではさまざまなハチたちを見ることができます。



先日いただいてジャム作りをしたブラックベリー



ひとつぶひとつぶに夏空が映って宝石のようです♪



今はラベンダーが花盛り!
素晴らしい香りがあたりに漂って夢見心地です。
ラベンダーの向こうに見える子供たちは
ザリガニ釣りをしています。楽しそう♪

違う池でひとり釣り糸を垂れていた少年は大漁。
写真を撮らせてもらいました。



すごいね~飼うの?と話しかけたら
「もとに戻します。うまく撮れましたか?」
笑顔で答えてくれました。なんてしっかりした小学生!

いい年になってもしっかりしない自分をちょっぴり反省しつつ



大きなウシガエルに興奮し



カイツブリのヒナを追いかけてさらに興奮!

クタクタになって家にたどり着いたら
玄関に鍵をかけるのを忘れていたことが判明しました。
まったくぼんやりです!
年を重ねても性質は変わらないのですね。

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隠れてるのに目立ってます

2010年07月24日 | 生き物
7月に出会った珍しい生き物をご紹介します。
珍種なのかはわかりませんが初めて見ました。



サツマノミダマシ
この深い緑色が美しいでしょう?
名を漢字で書くと「薩摩の実騙し」。
このクモが薩摩の実=ハゼの実に似ているという
ことからつけられた和名だそうです。

こちらも初めての出会い
羽化したてなのかじっとしていました。



オオモモブトスカシバ
卵はカラスウリの地上に近い茎に産み付けられ
幼虫はその茎の中の虫こぶで育つそうです。
毛むくじゃらの足も見たかった・・
インパクトのある姿ですね!

そして大きさにびっくり!



ミカドガガンボ
思わずよけてしまうほどのビックサイズでした。
ガガンボって種類が多いのですね。

そんなに珍しくはないけれど
子供の頃から比べれば見かける機会が減ってしまった



巨大ミスジマイマイ。



兄弟?

調べてみるとマイマイの仲間も多く



何マイマイでしょう?
でんでんむしは皆同じだと思っていました。
背負っている殻、というのでしょうか、この渦巻状のものは
個体によって傷があったりして違う味わいがあります。

はじめて出会う生き物がたくさんいて楽しい♪
神奈川県でこうなのだから他県では・・?
新しい不思議を求めてまた旅に出たくなりました。


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摘みたてブラックベリーでジャムづくり

2010年07月24日 | その他
真夏の今が旬!の
ブラックベリーをいただきました。



ヘタをみるとイチゴっぽいですね。
とても新鮮なので生でいただいたら・・甘酸っぱい!



残りはジャムにすることにしました。
ブラックベリーのジャム作りは2度目。
最初は種もそのままに適当に煮たのですが
今回はネットにあったいくつかのレシピを参考にしました。



ブラックベリーの実を鍋に入れ何も加えず火にかけます。
熱が加わると真っ赤に!水分も出てきました。
実が柔らかくなったらザルにあけます。



ここからが前回とちがうところ。
下に汁受けのボールを置いてひたすら実をつぶします。



ザルには種が残ります。
さらにガーゼで包んでしぼれば完璧でしょうが
この時点で息切れがしたのであきらめました。
ボールの下には種無し果汁が落ちています。



けっこうトロミがあります。
汁は420gありました。



くわえる砂糖は果汁の約半量。
今回はちょうど袋に入っていた215gを使いました。

砂糖を3回にわけて入れ15分ほど煮てみました。
最後の方にレモンの絞り汁を少々。



煮すぎたかな・・?
ゆるさはともかく味はバッチリです。



すぐ食べるのにしっかり瓶詰めしてしまい
毎回そのフタがあけられず悔しい思いをしていたので
今回は新しいタッパーへ。入りきらなかったので
ひとつはビンです。容器は消毒済みです。

カンタン!満足の出来!
これでヨーグルトも絵も進むというものです♪


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Sさんの日本画完成

2010年07月23日 | 教室風景
Sさんは英国の美しい街並みを描きました。



「石の街」  日本画  F8

はっきりした濃い色でのびやかに描きはじめ
リズミカルに大胆に岩絵の具を重ねていくSさん。
コッツウォルズの印象にあわせ蜂蜜色の
粗い岩絵の具を流しかけ、力強くまとめあげました。
歴史の重さと不思議に懐かしさを感じる画面には
かの地への思いがこめられています。

独特の世界観をお持ちのSさん。
作品はバリエーションに富み、その世界は
枚数を重ねるごとにさらに深まっています。
Sさんの過去の作品はHP「上郷の森 日本画教室」の中の
作品集”内のSさんのページに掲載されています。
こちらもぜひご覧下さい。


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暑いですね!

2010年07月23日 | 散歩
梅雨があけてから猛暑が続いていますね。



森の木々にセミの抜け殻を見かけることが多くなりました。



見かける猫はどのコもぐったり。



呼びかけても顔を上げるのがやっとのようです。



ああ暑い~
ゴロゴロ転がりながら過ごしやすい場所をさがすけれど



もうダメ・・
といっているかはわかりませんがかなりバテバテ。
見ているこちらも汗だくです。



日が傾いても熱風はそのまま。今日も熱帯夜でしょうか。



短くカットして涼しげな近所のナナちゃん♪
か~わ~い~ぃ~!
彼女の無垢な瞳を見ていたら胸がすっとして
一瞬暑さを忘れました。


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Hさんの水彩画完成

2010年07月22日 | 教室風景
Hさんが昨年秋に描かれた水彩画を
先日撮影しましたのでご紹介いたします。



「称名寺」  水彩画  F6

晩秋、錦に色づいた森が
太鼓橋の鮮明な赤色と響きあっています。
橋脚部分、橋が水に映った様子などが特に
よく観察されていて説得力があり、画面を生き生きと
輝かせています。澄んだ空気を感じる作品です。



「Jack Cafe」  水彩画  F8

横浜大桟橋近くにあるアメリカ料理のお店
Jack Cafe。入り口の巨大ハイネケンが印象的です。
作品には緑・赤・青などたくさんの色が散らばっていますが
紫色がかった影色が全体を結びつけています。
建物、樹木、植木鉢などそれぞれに愛情がこもっていて
描いているときの楽しさが伝わってくる作品です。

Hさんは気に入ったスケッチ場所には何度も通い
さまざまな角度から対象に迫っていきます。
その制作への情熱は今までの作品にも表れています。
HP「上郷の森 日本画教室」の中の“作品集”内
Hさんのページ
にたくさんの作品が掲載してありますので
どうぞこちらもご覧下さい。

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セセリチョウの仲間たち

2010年07月22日 | 生き物
地味な姿から蛾のように思われがちなセセリチョウの仲間。
皆小さくてすばしこくて似たような色なので同じように見えます。



よく見かけるイチモンジセセリ。
光のあたり具合で背が美しい青緑色に輝きます。
少し前までそこらへんを飛んでいるセセリチョウは
みなこのイチモンジセセリだと思っていました。

ところが下のセセリチョウは



翅が明らかに違います。
調べてみたらキマダラセセリという名前。



こちらはコチャバネセセリ。
この3種の幼虫はススキなどのイネ科植物を
食べて育つそう。よく見る森の家まわりはススキ密度が
高いのでセセリチョウが多いのも納得です。



こちらはダイミョウセセリ。
同じセセリチョウ科ですが、色や形だけでなく
翅をひらいてとまるところ、飛び方、
幼虫の食草までも上の三種とは異なります。

ダイミョウセセリの幼虫は食草のヤマノイモで
巣づくりをするというのでヤマノイモの葉を探してみました。
すると・・



簡単に見つかりました!
ヤマノイモの葉を噛み切って折りたたんだ巣です。
幼虫は夜ここから出、巣以外の葉を食べるそう。
巣を斜めからのぞいたらかわいい幼虫が隠れていました。
面白い~!知れば知るほど観察が楽しくなります♪


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Uさんの新作水彩画

2010年07月21日 | 教室風景
Uさんの水彩画を2点ご紹介いたします。



「どくだみ」  水彩画  F4

微妙な葉の形と色の変化がなんとも美しい作品です。
紙の地を生かした花の白色は光り輝き
ところどころにさした紅色が画面を華やかにしています。
紙の凹部に沈んだ水彩絵の具の粒子のようすや
混色した絵の具が複雑に滲んでいくようすを
ゆっくり味わいながら制作するUさん。
水彩画を心から楽しんでいらっしゃるのを感じます。



「北の大地」  水彩画  F6 

遠くの空と山は水をたっぷりつかって大らかに、
手前の牧草は白くぬいたり紙の凹凸をいかした
ドライブラッシュで描きこんでいたりと密度があります。
その対比が北海道の牧草地の広大さを強調していますね。
優しくのんびりとした牛の表情に顔がほころんでしまいます。

Uさんはたくさんの色をつかいながらも
優しく調和させ、おだやかであたたかい
物語をつむぎだしてきました。
HP「上郷の森 日本画教室」
の中の“作品集”内にある
Uさんのページにたくさんの作品が掲載されています。
ぜひこちらもご覧ください。

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夕暮れの鳥たち

2010年07月21日 | 生き物
川沿いを歩いたらカルガモの親子に出会いました♪



以前出会った親子よりヒナが小さいよう。
かわいいヒナたちはせわしなく動き回っていますが
お母さんガモは静止してこちらを警戒しています。



浅瀬に立って体のお手入れ
ヒナは7羽いるようです。



離れた所にいるヒナを心配・・
お母さんは気の休まる暇がありませんね。



一羽だけ体の小さいヒナがいます。
ヒヨッヒヨッと鳴き交わして何を言っているのでしょうか。
ほのぼのします♪
カルガモの親子は通りがかる人たちを皆笑顔に変えていました。

散歩ついでに近くの公園へ行くと



青い実がなったイイギリの木にムクドリたち



栗の木にオナガを見かけました。



明るいといってももうすぐ日没!
皆近くの茂みで眠るのでしょうね。

夏の散歩はつい歩きすぎてしまいます。

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