Ｉさんは輝く世界を描かれました。
「光の花道」 日本画 F8
長い陶芸歴をもつＩさんご自身が制作した照明作品を描かれました。
あけた穴からもれだす強い光は灯台のように辺りを照らし夢のように
華やかな空間を創っており、力強いメッセージに元気づけられます。
近づいてみました。
舞い踊る光とその影響を、色の響きあいを大切に描きこみました。
Ｉさんの様々な表現が結集した画面からはエネルギーがほとばしって
います。光源はいのち、光の道は歩みそのものなのだと感じられます。
好奇心旺盛でいろいろな技法とテーマに挑戦されているＩさんの
過去の作品はＨＰ「上郷の森 日本画教室」内の“作品集”の中の
Ｉさんのページに制作順に掲載されています。ぜひこちらもご覧下さい。
すこし前に地際まで草刈りされた川沿いの道。
10月に入って気温が高かったためか再び多種類の草が生えていました。
復活したオオバコは開花。
ギシギシ、スイバ類の葉も大きくなってベニシジミが飛来していました。
産卵にきたのかもしれませんね☆
真冬になる前に他の草も花が咲いてしまいそうな勢いです。
公園につくと
尻尾を立てたゴキゲン猫が近寄ってきてくれました。
足元近くにいたトラさんは大あくび
ゴキゲン猫さんと仲良く連れ立って行ってしまいました。
まだ幼さの残るような可愛いコたちにほのぼのしていたら
爪とぎする猫が。
ほほえんでる♪
ちょうどよい気温で猫も人もリラックス。
猫のまわりにはお弁当を広げている人、将棋をしている人、楽器の練習を
している人などがいて休日らしい光景がひろがっていました。
Ｕさんは7月の森で出会った花を描かれました。
「山ゆり」 水彩画 Ｆ４
七夕の頃、鬱蒼とした森のなかで濃厚な香りを漂わせるヤマユリの花。
暗緑色を背景にした花と出会った時の感激を原動力に何枚も描き直し
ました。野趣あふれる佇まいを洗練された筆致で見事に表現されました。
近づいてみました。
夏の始まりの緑豊かな森の雰囲気を想像させる、ユリを取り囲む空間の
表現の美しさに見とれます。水のなかで広がる絵の具の粒子を自在に
操りながらもなお新しい挑戦をされ、心から水彩を楽しんでおられます。
ずっとペリカンの水彩絵の具だけを愛用して理解を深めておられる
Uさんの過去の作品はＨＰ「上郷の森 日本画教室」内の“作品集”の
中のＵさんのページに制作順に掲載されています。ぜひこちらもご覧ください。
季節はずれの暑さも一段落した森。わずかに残るミズヒキの花と
盛りのアザミのまわりでいろいろな生き物に出会いました。
だいぶ翅がいたんでいたヒカゲチョウに
秋の美麗トンボ、オオアオイトトンボ
ほんとうに綺麗です・・♪
花にやってくる生き物を待ち伏せしていた大きなカマキリ
チョウセンカマキリなのかオオカマキリなのか。。胸のところを見れば
わかるそうなのですが、確かめるのを忘れました。
アザミにきていたこの腹部が黒光りした蜂は巨大で存在感たっぷり！
華奢なセスジツユムシ。はかなげで秋らしい佇まいです。
もうそろそろミズヒキは終わり。木の葉が舞い落ちて
季節がどんどん進んでゆきます。
10月四回目の教室日は穏やかな晴れ。窓からの風は涼しく爽やかで
絵の具がよく乾き、素晴らしく快適な制作日和となりました。
会期11月1日～14日の「絵画教室 森のなかま展」にはお一人一点、
会期11月15日～20日の「第16回グループ彩雲作品展」はお一人三点
出品予定。搬入出の日時や額、作品名などのご確認を繰り返しました。
続々新作が登場しています♪午前中にＴさんが日本画作品を、
午後にＭさんが水彩画作品、Ａさんが日本画作品2点を完成されました。
順次ご紹介してまいりますのでお楽しみに☆
雲の間から少し青空が見え、時折日が差す程度の過ごしやすいお天気。
だいぶ飛ぶ虫が減り、小鳥やタイワンリスの動きが目立っていました。
きのこだらけの木を懸命につつくコゲラ
またアトリを探したけれどまったく会えず。
白いきのこがたくさん出ていました。左上のピンポン玉のようなものが
おそらく出たて、下のものが古いものだと思います。
出たてのものを横から見ると、笠と軸が薄い膜によって覆われ
ストッキングをかぶったように見えます。
軸は丸くて太い。
近くでひっくりかえされたものがあったので見ると
なんだか美味しそう。
きのこ好きさんにたずねると、ツクリタケだと教えてもらいました。
ツクリタケは和名で、英語名はマッシュルーム ♪
きのこを撮影していると必ず蚊にさされて痒い思いをしていたのですが
この日はさされませんでした。もう本格的な秋なんですね・・。
モデルになってくれたトンボはこのリスアカネ
ほかにアキアカネらしきトンボ、蝶はアカタテハにキタテハ、キチョウに
イチモンジセセリにウラギンシジミにモンキチョウが見られました。
とても美しかったのがこちら♪
中型の蛾で、葛の葉裏でじっとしていました。
朱赤の地に銀色に輝く模様。帰宅してから調べると南方系のちょっと
珍しい蛾でニジオビベニアツバという名前だとか。
今年はウスタビガやヤママユガなどの大型の蛾に会えていないけれど
まだ 期待できるかな？素敵な出会いに嬉しくなりました。
昨日はあまりの暑さに、しまったはずのＴシャツが再登場しました。
汗をふきふき川沿いをゆくと
カルガモがむしゃむしゃ草を食べていました。
夢中で食べていたのはミゾソバのようです。
初夏に発生してから水辺で恋のかけひきを続けていたハグロトンボは
正午だというのに産卵していました。
オスの数も減りましたがまだ飛び交っています。
こんなに暑いならクマバチたちも元気に活動しているかな？
上の写真は4月頃、近くの藤棚で撮影したクマバチ
たくさんの穴があけられ、クマバチ集合住宅のようになっているところ
に久しぶりに行ってみると
穴の入口でじーっとしているクマバチ一頭。
この場所では何年もクマバチしか見たことがなかったのに
異変が起きていました！
青い矢印はクマバチのあけた穴。下から見上げても顔をだしているもの
はいませんでした。
問題はピンクの矢印の先。三つの穴です。
下に行って見上げると
うじゃうじゃとムモンホソアシナガバチたちが！
この蜂は攻撃的だと聞いたことがあるのですが、光をあててみました。
見ている短い間に穴から出てくる蜂が増えているようです。
これらの穴はクマバチがあけたもので、毎年空きのない人気物件。
どの穴にもクマバチが入っていて、産卵、羽化、越冬まで 絶えることなく
使用されていると思っていましたが。。。
クマバチが大人しいのをいいことに肉食強気のムモンホソアシナガバチが
クマバチの大切な空間を乗っ取ってしまったのかも？
ムモンホソアシナガバチは集団で越冬するようです。
気になる気になる・・。近々また偵察しに行こうと思います。
Ｋさんは散歩道での出会いを描かれました。
「私きなこ あなたは？」 日本画 Ｆ６
いつも散歩道で出会う柴犬のきなこちゃん。飼い主の方のリクエストに
応えて愉快なひとコマを描かれました。伸びやかなタッチと明るく感覚的
な色遣いが社交的なきなこちゃんとのんびり亀さんの物語にぴったりです。
近づいてみました。
黄粉色の体が映えるような鮮やかな色を選び、ひたすら重ねて深みを
だしました。柴犬特有のみっしりした体毛、苔むす岩、野原を思わせる
地面。質感を意識した筆遣いと色のリズムが楽しくイメージが膨らみます。
明るく元気なＫさん。作品もお人柄そのまま、人を笑顔にしてくれます。
Ｋさんの過去の作品群はHP「上郷の森 日本画教室」内の“作品集”
の中のＫさんのページに制作順に掲載されています。
ぜひこちらもご覧ください。
10月に入ってから晴天の日が増えて、森歩きの楽しさも増しました。
静かな苔むす森で出会った紫色のものを並べてみました。
たくさん花はあるのにアザミにばかりいたアサギマダラ
この夏は高原に行くことができず半分あきらめていたのですが
10月に入ってから3回も出会うことができました♪
素敵な紫色♪ノササゲ
赤っぽい紫色の小さなきのこ
裏側から見てもよいですね♪
まだ咲いていたタマアジサイ
日陰のところでは朝露が残っていて
コアオハナムグリにも雫がついていました。
ホトトギスにはモコモコのマルハナバチの仲間がよく来ていました。
緑色が黄ばみ始めた森にある紫色の植物は存在感があって
つい駆け寄りたくなる 魅力があります。
11月15日（火）～20日（日）に開催予定のグループ彩雲作品展。
その打ち合わせに栄区民文化センターリリスに行ってきました。
お約束は夕方だったので、その前にリリスからほど近い舞岡公園へ
行こうと思いましたが隣接する小菅ヶ谷北公園にまず寄ってみること
にしました。
暑い！ものすごい日差しで汗が背中を流れます。。。
湿地に雑木林♪生き物に出会えるよい予感がします。
翅の先が茶色くて胸の横の線がほぼ見えない。
マユタテアカネのメスなのかな？
バーベキューをしている方たちを横目に見ながら階段を登ってゆくと
広場に出ました。
トンボが数頭飛んでおり、キチョウにクロアゲハも舞っていました。
でも蚊が！待ってました～とばかりにわんわんたかってきます。
堪えきれずもう丘を降りようとしたその時に
おお！
アオダイショウだ！けっこう大きい！やった～♪
お、落ち着いて落ち着いて・・・
会いたいものにいざ遭遇すると手がぶるぶる震えてしまうのです。
全長120cmほどでしょうか、立派な大人のアオダイショウ♪
優雅で美しいです。拝みたくなります。
青というより金色に鱗をきらめかせながらゆっくり草むらに消えてゆきました。
蚊にさされたっていい。。この公園に来てつくづくよかったと思いました。
小菅ヶ谷北公園で40分ほど。満足の吐息をついて隣の舞岡公園へ☆
こちらは大きな公園なので時間配分に気をつけないといけません。
稲刈りがほとんと終わった田んぼ。
個性的な案山子がたくさん立っていて楽しい雰囲気です。
2度目の舞岡公園はやはりとても手入れされていて気持ちよく
歩けました。
一瞬アキアカネかと思ったけれど翅の根元が黄色いしタイリクアカネなのかな？
大きな公園の5分の１も歩けず時間切れ。。また来よう！
途中、コンビニでガリガリ君を買ってがりがりかじりクールダウン☆
リリスでの打ち合わせは16時から始まりました。
分割壁の配置を昨年から少しずらしたりしていますが、今年はう～ん、
くっつけてみようかな？それとも・・。
ご相談しながら、一ヵ月後の作品展に向けて気持ちが引き締まりました。
久々に真夏並みの汗をかいてぐったり。ちょっと活動的な一日でした。
早くも10月半ばを過ぎて三回目の教室です。
朝からしょぼしょぼと雨が降るあいにくのお天気でした。
上郷森の家の本館ロビーで開催される作品展まであと2週間となりました。
出品作の制作も大詰めでどんどん描き進めたくなりますが気温が低めの
雨の日に焦りは禁物。しっかり画面が乾くのをのんびり待ちます。
午前中にＵさんが水彩画作品を、Ｉさんが日本画作品を、午後には
Ｓさんがパステル画作品を完成させました。
順次ご紹介してまいりますのでお楽しみに☆
朝のうちは傘いらずでしたが、10時以降はしっかりと降りました。
さほど風がなく寒くもないので森を歩くと
オレンジ色の小鳥が目の前を横切りました。
かっ可愛い♪アトリです！もう渡ってきていたのですね。
手ブレて残念・・久しぶりに会えたというのに。
素敵なたたずまいのホトトギスに
露をまとったノブドウの実
雨でも秋の彩りを探すのは楽しい♪
見上げた葉っぱにオオトリノフンダマシの卵のう
この秋はたくさん遭遇できました。
晴れた日はあんなに見られたトンボや蝶はどこで雨をしのいでいるのか
探してみたけれどまったく見つけられず。
濡れたチカラシバをかきわけて歩いたら腿までびしょぬれになりました。
