教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

秋の日差しに輝く生き物たち

2016年10月17日 | 散歩

アサギマダラに会えた日は秋色をもとめて夕方まで歩きまわりました。


大好きな紅白ダリアに若草色のツユムシ
花びらの陰に小さなカタツムリも潜んでいました。


コスモスとアメリカセンダングサの向こうに咲いていたのはセイタカアワダチソウ


チカラシバの草原にアオサギ


とにかく数が多かったキタテハ
翅がいたんでいても元気です!


つよい日差しをさけて休んでいたアマガエル

午後3時をすぎると休みはじめたシジミチョウたちがよいモデルとなって
くれました。


天辺が好みのヤマトシジミ


夕日が眼に入らないようにちゃんと枝の影を利用していたウラギンシジミ

珍しく日光がさんさんと降りそそいだ一日。多くの生き物が目の前を行き交って
雨がちだった今までの秋を取り戻しているかのようでした。


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青空のもと嬉しい出会いが次々と☆

2016年10月16日 | 自然

カラッと晴れ上がった日、久しぶりに大好きな里山に出かけました。


紺青の空に白い雲。この色を見たかった~♪


小さな柿が鈴なり

 
スズメも鈴なり♪ 


小さな桜がまばらに花をつけていました。ジュウガツザクラなのかな?

遠くの畑を鮮やかなものが横ぎりました!

オスのキジだ~♪


強い日差しに照らされて鮮やかさが際立っています。
間合いをつめようとしたら草むらに走り去ってしまいました。

あぜ道ではなんとアサギマダラにも会えました。


この辺りで生まれたのでしょうか、傷ひとつありません。
無事南方へ飛んでゆけますように☆


黄金色のツマグロヒョウモン
フジバカマは蝶にハチにアブでおおにぎわい♪

清々しい秋色にかこまれて気分すっきり、充電できた休日でした。

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10月二回目の教室 爽やかな碧眼トンボ

2016年10月15日 | 教室風景

10月二回目の教室日は穏やかに晴れて、久しぶりに気持ちの良い
光と風のなかで制作することができました。


来月11月は2つの展覧会が予定されています。

11月1日(火)~14日(月)まで、上郷森の家の本館ロビーにて開催される
「絵画教室 なかま展」(こちらは森の家が主催です)、
11月15日(火)~20日(日)まで、横浜市栄区民文化センターリリスの
ギャラリーBで開催する「第16回グループ彩雲作品展」。

この一年の成果を見ていただき、お客様に楽しんでいただけるような
展示にすべく準備しております。
芸術の秋!出品作をいまだ制作中の方もおり熱い空気が流れていました。


午後、Kさんが日本画作品を完成させました。
のちほどご紹介してまいりますのでお楽しみに☆

スカッとした青空ではありませんでしたが、明るくて眩しいのは嬉しい♪


朝、歩いたときは鬱蒼として蝶が舞いトンボ飛び交う草むらでしたが


お昼に同じ場所を通るとずいぶんスッキリ。


機械の轟音にタイワンリスも右往左往しているように見えました。 


虫たちに人気のあるアザミ。この朝はイチモンジセセリが独占していました。

やや気温のあがったお昼。ベンチでサンドイッチを食べていると
ふわ~っ♪


オオアオイトトンボが近くに飛んできてくれました。
落ち着いたように見えたので接写させてもらうと


なんて綺麗!
nikon AW100のレンズをかなり近づけて撮影したのですがまったく
動かず、じっくり正面顔を見せていただきました。
トンボの眼には撮影者がどのように映っているのでしょうか。

赤いトンボたちはまだ飛んでいましたがアゲハ蝶の類は見かけることが
なく、初秋が足早に去っているのを感じました。 


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黄金色の田んぼまわり

2016年10月14日 | 生き物

前日はセミを見たというのに、急に気温が下がって驚きました。
さすがにもう半袖は着られないかな。。


黄金色の風景をもとめて田んぼのある里へ行くと


若いアオサギが遠くを見つめ
どこかでキジが鳴いていました。


ジュズダマで休んでいたのはナツアカネ


ナツアカネのオスは顔まで真っ赤♪


イノコズチの花穂にとまっていたのはミヤマアカネのオス
うっとりするような美しさです♪ 


赤い!と思って近づくとイタドリの花でした。
夏に白い花が咲く、と思っていましたが赤花もあるのですね。


緑ばかりだった草むらに彩りが増えて華やかに。。。秋ですね☆

ようやく爽やかな季節到来♪ゆっくりのんびり味わいたいものです。

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日焼けした午後

2016年10月13日 | 生き物

久しぶりに気持ちよく晴れた午後、公園でお昼を食べることにしました。


丸い葉の大輪朝顔は昼でも元気!

日向にいるとじりじりと暑く


なんとまだアブラゼミも頑張っていました!左上にもう一匹。
ベンチに座ったらヤブ蚊に10箇所以上刺されました。夏みたい・・。


梅雨時期から咲き続けているムラサキツユクサ。花期が長いですね。

ウラナミシジミが繰り返し飛んでくるので蜜を吸うのかと思って見ていると


あれ?産卵行動?
ウラナミシジミの幼虫の食草はクズなどのマメ科の植物のはずだけれど・・。
よく見ると1mm未満の極小卵が蕾や花弁についています。 


たしかにシジミチョウの卵のようですが、産んだ瞬間を観察できていないので
ウラナミシジミのものだとはいいきれません。

ムラサキツユクサの根元はカタバミの絨毯となっていました。


寒い冬がくる前にいのちをつなごうと必死のシジミチョウたち


成虫越冬のキタテハはエネルギーをたくわえて


クマバチたちも花から花へ、忙しそうでした。

思いもよらず珍しいツマアカクモバチが巨大なアシダカグモを運ぶという
素晴らしいシーンに遭遇でき、その母蜂の決して諦めない姿に感動しました。
手に汗にぎり、日に焼け、SDカードが満杯になるまで撮影しました~。
いつか動画などでひっそりご紹介したいと思います☆

 

コメント (2)
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Sさんの新作水彩画

2016年10月12日 | 教室風景

Sさんは日光で出会った光景を描かれました。


 水彩画 F6

晩秋の華厳の滝とその岩壁は冬支度をすませた木々や苔に彩られて
います。様々な筆致で克明に表された植物はもちろん、岩岩の表情が
変化に富んで素晴らしく、滝を眩いほどに白く神々しく見せています。

近づいてみました。

 
鉛筆による緻密な線描、微妙に調合される水彩絵の具の色選び。
どの段階にも時間をかけ妥協はありません。紙の地をいかした滝と
水飛沫が画面に深遠さをもたらしています。清涼感のある作品です。

線と色の繊細さと透明感が魅力のSさん。次の作品も楽しみです。
過去の作品はHP「上郷の森 日本画教室」内の“作品集”の中の
Sさんのページに制作順に掲載されています。ぜひこちらもご覧下さい。 


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10月の森に咲く花

2016年10月12日 | 自然

標高がやや高いところにある森では秋の花々がいろいろ咲いていました。


薄紫色のノギクの仲間


モミジバハグマ
花の形がコウヤボウキやカシワバハグマと似ています。


お久しぶりのエサキモンキツノカメムシ
もうそろそろ冬眠場所を探す時期ですね。


丈高いサラシナショウマの花にはハナバチたちがやってきていました。


淡い青紫色のリンドウには小さなアリたちが。


あちこちで見られたアキノキリンソウ


この白い花はテンニンソウかな?ほとんどの花は終わっていました。

秋の花は鮮烈さがなくおとなしやか。。見ていると心が静まります。

 


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蜘蛛の巣かがやく季節

2016年10月11日 | 生き物

朝の森。だれも通っていないところをゆくと
顔に蜘蛛の糸がかかる季節となりました。


美しいです・・。
中心にいる蜘蛛を撮ろうとしたのですが、あまりにも小さくてどうしても
ピントがあわず。数mmの体で手のひら大の網を作成するとは。 


ふわ~っと風に揺れていたこの網は大人の顔くらいの大きさ。
作成者は体長6mmほどの蜘蛛で

 
ギンメッキゴミグモでした。本当にメッキ加工したようにきらめいています。


この網はどうなっているのやら。。
枝先にたくさんありましたが作成者を見つけることができませんでした。
小さすぎて気付かなかっただけかもしれません。

いろいろな蜘蛛を見ましたが初めての出会いがありました。

木の実のようなぷっくりした腹部。檸檬色の模様が綺麗♪
キンヨウグモという名前だそうです。


白いきのこにのっていた葉はレースのよう。
どんな生き物が食べたのでしょうか。


きのこを嬉しそうに食べていたカタツムリ


この間よりも立派なホウキタケの仲間に出会いました♪

きのこだけでなく、肉眼では確かめられないような微生物や菌などの
さまざまな分解者が豊かな土をつくるのですね。

豊かな森で次々落ちてくる葉を見ていたら足から根が生えたように
なって、自分も自然の一部なんだな~とあらためて思いました。
 


 

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白く霞む森で出会った生き物たち

2016年10月10日 | 生き物

やんだはずの雨がまた降りだして荷物を置いたものの、
出かければきっと何かに会える!と思いなおしました。

行ってよかった♪
湿度100パーセント、蒸しむしする森で大好きな生き物に会えました。


苔の上でイキイキ!アマガエル


やった~、シュレーゲルアオガエルの幼子です♪
美声は聞いてもなかなかその姿を見ることがないこのカエル。
体長15mmほどでしたが今年生まれなのかな?大きくなれますように!


雨の名残りがトチバニンジンの実に残っていましたが気温は上がってきて
あたりがみるみる明るくなってきました。


ちょうどよい陽気なのかアサギマダラが元気に飛んでいました。
まだ南へ旅する力がのこっているのでしょうか。 

 
すぐ見失ってしまうオオアオイトトンボ
じっくり見ると味わい深い♪

ブ~ン・・・


センチコガネが飛んできました。オオセンチコガネかな?

 
赤味が強いこの華麗な個体はオオセンチコガネでした。
口の上、眼と眼の間にある部分(頭楯というのだそう)が台形になっています。

センチコガネは下の画像

 
同じ森で出会ったそっくりさんはセンチコガネ
眼と眼の間、頭楯がきれいな弧を描いています。
(オオセンチコガネとセンチコガネについて比較した過去記事はこちら☆)

オオセンチコガネもセンチコガネも飛び回り動き回ってじっとしていては
くれません。活発なのは彼らだけで、蛇などには会えませんでした。
生き物がうごめく気配に満ちていた森が・・だいぶ静かになってきました。


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ホシホウジャク飛び回る晴れ間

2016年10月09日 | 生き物

午前中強く降っていた雨が午後にはやんでくれてほっとしました。
暗くなる前に近所をひとまわり♪


咲き残ったコスモスで吸蜜していたのはイチモンジセセリ


花びらにいたのは小さな小さなキイロテントウ
このテントウムシはウドンコ病の菌など菌類を食べるのだそうです。

トレニアの花の周りを休むことなく飛んでいたのは


ホシホウジャクです♪


薄暗かったので光をあてさせてもらいました。
長い口吻を花の奥まで差し込んでいますね。


もう夢中♪
トレニアはよい蜜源なのですね。ハナバチの類もよく訪れていました。


散歩のはじめに見かけたこのツバメシジミのカップル
30分後にまた見に行ってもこの状態でした。


可愛いね~♪自転車の下でうずくまっていたトラちゃん
だれかを待っていたのですね。 

もわ~っと蒸し暑くて息苦しい。。
爽快な秋をもとめて遠出したくなりました。

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