癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

雲海 fromきじひき高原キャンプ場

2018年06月06日 | 道南の風物詩

 北斗市(旧大野町)在住のブログ友inakaさんの「田舎都会からの便り」を見ていると、早朝の木地挽山から大沼方面の雲海が観られるようである。自分もいつかは・・・と思っていた。

 たまたま3時半にトイレに起きた。天候も良さそうなので、起き出して車を走らせた。途中から、大沼峠を越えてくる雲が見えたので、最高の条件だと確信を持った。
 ところが、きじひき高原展望台への道は、夜間通行止めでキャンプ場の所でゲートが閉じていた。キャンプ場の奥からも見えそうなので、ゲート前に車を置いて急いだ。

 雲間からの日の出には5分ほど間に合わなかったが、噴火湾から大沼一帯を覆う見事な雲海が広がっていた。

 夢中になってシャッターを押して、少し先を見たら、同じ光景を撮っている人がいる。てっきり、キャンプしている人かと思ったら、なんと、inakaさんだった。「何度も通っているけど、こんなに見事な雲海は初めてです。最高のときに来ましたね。雲海を観るには、展望台より、ここの方がずっと良いのです」とのことだった。 彼はきじひき高原展望台のライブカメラを見てやってきたとのこと。




















 函館山を見たら、平野部に薄い雲が懸かり、浮かんでいるように見えたので、そのまま函館山を目指した。
 案の定、平野部から函館湾、そして、津軽海峡にも雲海が広がり、市街地がその中に埋もれるように姿を見せていた。
 こちらは、明日のブログにアップ予定・・・お楽しみに!

雪景色の西部方面散策

2018年01月31日 | 道南の風物詩

<赤レンガ倉庫群の運河に浮かぶ「ハスの葉」氷>

 今朝もまた7cmほど積もり、函館の積雪は57cmになった。今日で7日連続の真冬日だそうだ。
 今朝の新聞に赤レンガ倉庫群の運河に「ハスの葉」状の氷ができたという写真が載っていたので、それを見たくて、雪掻き後に出掛けた。ついでに、ウォーキングを兼ねて、カメラ持参で、雪景色の西部方面を散策してきた。


3つの教会が見える地点から


七財橋から眺める赤レンガ倉庫群と函館山


基坂下から公会堂と函館山を見上げる


元町公園と港


全然除雪がされていない、夏は観光客で賑わう西高と公会堂の間の道路~観光地の名が泣く!


ロードヒーティングがされている八幡坂


大三坂も除雪がされてなくて酷い状態


水元公園の管理事務所と雪映えするトイレ


静かな佇まいの水元公園

氷瀑めぐりドライブ

2018年01月26日 | 道南の風物詩

南茅部岩戸地区の手掘りトンネルそばの沁み出た地下水の氷爆を下から見上げる

 厳しい寒さが続いているので、南茅部地区の海岸線の滝や海岸段丘崖からの氷瀑が見頃かもしれないと思っていたら、昨日の夕刊に載っていたので、午後からドライブがてら出かけてきた。
 これらの氷瀑は、銚子トンネルから北側の尾札部地区手前までと鹿部町に近い磯谷地区の北側に多く見られる。


古部大滝


獅子鼻トンネル北側入口横の滝


下の丸い氷筍~何度も見ているがこのようなきれいな形は初めて


木直地区の川


木直と尾札部の中間付近の地下水が沁み出た氷瀑


上の一部をズーム


尾札部手前の地下水の氷瀑


黒羽尻の手堀りトンネル入口の氷瀑


岩戸地区の手掘りトンネルそばの氷爆


岩戸地区の手掘りトンネル入口の氷柱


まだあまり凍っていない鹿部町の三味線滝

雨のクリスマスファンタジー

2017年12月21日 | 道南の風物詩

12/1~25に開催される今年で20周年を迎えるクリスマスファンタジー。
明日からまた少し遠出をするので、今日が最後のチャンスだった。
しかし、あいにく雨の中での見物になったので、ゆっくり色がいろいろ変わるときまでは見れなかった。




花火が上がる18:00の点灯式


これまで食べたことがなかった地産地消のあったか「スープバー」のパンフレット。
いつの間にか600円になっていた。今回初めて食べてみた。


自分が選んだ「函館ビヤホール」のブース。使っている具材を説明しながらの軽妙なトークで盛り付ける。


できあがったのが「道産牛すじと厚沢部産マイタケのホットスパイシースープ」
野菜がたくさん入っていて美味しかった。


明治館の電飾

函館駅前イルミネーション

2017年12月06日 | 道南の風物詩

 12/1から「光の小道、函館駅前広場イルミネーション」が始まった。
 我が家から4kmほどなので、ウォーキングを兼ねて往復したら、11,000歩になった。

 道南杉を使った暖かみのあるフレームは函館山のイメージ、イカ釣り船の漁火(いさりび)をイメージした装飾も目を引き、人の動きに反応して照明が変化する。












五稜星の夢(ほしのゆめ)始まる

2017年12月02日 | 道南の風物詩

毎年、12/1~2/25の間、五稜郭の周囲を約2000個の電飾で飾る「五稜星の夢」が始まった。
 

今日の午後5時から点灯開始と同時に100発の花火が打ち上げられた。 




17:00~20:00の間だが、堀周りをウォーキングやジョギングをする人にも照明効果があり非常に助かる。


五稜郭タワーから電飾と花火を眺めるとこのように見える(他サイトから借用)




五稜郭タワーアトリューム内の電飾

花電車2017

2017年07月29日 | 道南の風物詩

 今年も8/1~5に函館港祭りが開催される。

 自分の子供のころからの港祭りの花型と言えば、何と言っても花電車だった。

 今年の花電車が7/25から走っている。夕方の運行時刻に合わせて、ジョギングがてらカメラに収めてきた。いか躍りの音楽を賑やかに鳴らしながら、3台連なって走っていた。


江戸時代末期、箱館にやってきた黒船を模したデザインの電車


両サイドで異なる、函館山を背景にした今と昔の風景が見ものの電車


肝心のキャラクターが写っていないが、北海道新幹線開業1周年を祝う
「函館観光イメージキャラクター」と「シンガポール政府観光局マスコットキャラクター」

運行時刻表はこちら


<昔の花電車~上の2枚は昭和10年代 下の2枚は昭和30年代~函館の町並みも懐かしい>










冬の風物詩・サクラの剪定作業

2017年01月26日 | 道南の風物詩

鼻風邪もだいぶ癒えた。午前中に「どうなん・とうほく山楽紀行」の次回の「横津岳」の原稿を書き終えて送付した。
気温が上がり、青空の広がった午後に、ウォーキングがてら五稜郭公園の堀周りを歩いてきた。
毎年のことだが、今や函館の冬の風物詩ともいえる「サクラの剪定作業」が行われていた。
木の休眠期と切り口から菌の入りにくい冬場に行われ、そのおかげで、老木も毎年元気に満開の花を咲かせている。
サクラの剪定は、とても難しいと聞いたことがあるが、ここは勿論プロ集団、十数名が作業に専念していた。

公園内には約1,600本の桜の木があり、1日20~30本ずつ行われるという。
サクラの木にハシゴを掛け、1本1本傷んだ枝や古い枝をのこぎりやハサミで手際よく切り落としていく。
見ていると、太い枝もばっさりと切り落とす。しかし、それが木を活性化させることに繋がるとか・・・。






風前の灯火?歳の市

2016年12月28日 | 道南の風物詩

歳の市の華やかさを漂わせるまゆ玉も扱っている中島廉売の2店

 札幌は50年ぶりの大雪で交通マヒが起きているが、ここ函館は平地には全く雪がなく、殺風景な年の瀬を迎えている。
 特に予定もなかったが、家でごろごろしているにはもったいない天気である。そこで、街中ロングウォーキングに出ることにした。しかし、ただうろうろ歩くのも目標がない。

 そこで、昔は賑やかだった露店の「歳の市」巡りをしようと考えた。以前からの記憶では、中島廉売、松風町グリーンプラザ、湯倉神社前の3ヶ所だったはず。ネットで調べたら、やはり昨年は同じ3ヶ所に6店あったそうだ。そこを廻ってみようと考えた。

 まずは、中島廉売へ向かった。ここでは、ほかの店でも同じようなものを扱っていたが、「函館歳の市商業協同組合」加盟店の出店は、上掲の2店のみだった。昨年より1店減ったようだ。


次に向かった松風町グリーンプラザもわずか2店のみ・・・ここは昔はズラーッと並んで賑やかだったのだが・・・


棒二森屋デパート前の門松・・・函館最大級の2.7㍍とのこと


棒二森屋デパート正面玄関横のテントでの露店。これはデパートの売り場

この後、湯の川の湯倉神社まで歩いたが、今年はここには出店されていなかった。
結局、「函館歳の市商業協同組合」加盟店の出店は、わずか2ヶ所の4店に減ったようだ。
昔の歳の市は賑やかだったが、今ではスーパーやホームセンターなどがメインとなっている。
まさに、風前の灯火状態のようだ。寂しい限りだが、やがて消えゆく運命なのだろう。


五稜郭界隈の様子も見たくて、電車通りを歩き、丸井今井デパートへ。付近には露店はなかった。
ここでは、正面玄関から入ったところに「迎春フラワーアレンジメント」が展示されていた。


帰り道、我が家の近所のホームセンターに寄ってみた。ここにもたくさん売られていた。


やはり、我が家の近くのスーパーでも、整然とたくさんのものが売られていた。


歩いたトラックログ
総距離17.4km、時間3時間40分、平均速度4.7km

北埠頭での巨大ツリー電飾工事

2016年11月25日 | 道南の風物詩

 12月1日から、赤レンガ倉庫群前で開催される「はこだてクリスマスファンタジー」の主役となる高さ20mを超える“巨大ツリー”のモミの木が、毎年、函館の姉妹都市カナダ・ハリファックスから友好の証として届けられる。

 今まで、てっきり、電飾工事などは、赤レンガ倉庫群前の会場で行われるとばかり思っていた。ところが、たまたま、今月上旬から函館港の北埠頭で、幾重にも組まれた足場の中で、枝切りから始まり、約5万個ともいわれる色とりどりの電球の取付け工事が行われている・・・ということを知った。

 そこで、北埠頭へ走ってみた。電飾工事はすでに終わり、足場を取り外している最中だった。
 毎年、ここで工事をして、はしけに固定して、会場へ運ぶとのこと。 


 北埠頭の工事現場での試験点灯の様子(他サイトから借用)

北斗市の田んぼアート

2016年07月23日 | 道南の風物詩

 先日、東鷹栖町の田んぼアートを見てきたが、妻の希望もあり、新函館北斗駅の2階から眺めることができる「北斗市の田んぼアート」を観に行っていた。北海道新幹線開業に合わせて、今年からスタートしたようだ。

 自分も幼少年時代を過ごした北斗市の旧大野町は、北海道水田発祥の地でもあり、それもウリにしているようだ。




この説明によると、5種類の苗を使用している。
緑色の「ふっくりんこ」以外は、観賞用品種で、青森県から取り寄せたようだ。
11年目になる東鷹栖町は7種類の苗を使用しているとのこと。
 


 駅北口から出ると、すぐ近くでも眺めることができる。苗自体も観賞用だけにそばで見てもきれいだ。


◎今シーズンの初物・2本で100円のトウモロコシ


 市内桔梗町から七飯町鳴川へと抜ける旧5号線沿いに、近くの農家の方が自分の畑でとれた野菜や果物を1袋100円で売っている露店が20軒ほど並ぶ通称「100円街道」がある。

 帰りに、その中で最も品揃いが多く、駐車場まで完備している村田農園直営店でたくさんの野菜を買い込んだ。その中に2本で100円のはね物のトウモロコシがあった。小さくて不格好だけど、味は間違いないという。確かに、柔らかくて、実入りも十分で、とても美味しかった。

◎ついでに、タイムバーゲンでゲットしたらいでんメロン


 昨日、スーパーへ買い物に行った妻が、タイムバーゲンで、約半額の500円になったらいでんメロンを買ってきた。
 妻は、函館マラソンの緑の島で提供されていたメロンを食べそこなったことがかなり悔しかったようだ。6分ほど前にそこを通過した自分は食べることができたのだが・・・。「食い物の恨みは恐ろしい」というが、残り2個だったので500円だから飛び付いたという。これも、我が家の今年の初物だった。

函館山からの大雲海(朝)と海霧(午後)

2016年06月29日 | 道南の風物詩

 早く寝たら朝早く目が覚めて眠れないので、起き出して、PCで函館山ライブカメラを見たら、一面の雲海が映っていて、東の空が赤く染まっていた。
 日の出には間に合わないかもしれないが、濃い霧の中、車を走らせた。案の定、山頂に到着した時には、太陽が顔を出した直後だった。日の出ショーは太陽が顔を出す前が一番きれいなのだがしかたがない。

 しかし、今日の目的は、見渡す限り一面の大雲海だ。顔を出した太陽に染まる雲海もみごとだった。いろいろな山から雲海を眺めることは多いが、函館山からは初めての経験だった。函館山も立派な雲海テラスで、カメラ持参の人が多く訪れていた。

 薄い局所的な霧なら、太陽が昇ると消えることが多いが、今日の場合は、風もまったくなく、見渡す限りの雲海なので待っていても消えそうにもないので、帰ることにした。


頂上に着いたのは4:15、三森山の右側からすでに太陽が顔を出して、雲海を染めていた。


雲の上を歩いて駒ヶ岳まで行けそう


函館市街地の上もすっぽり雲海の下


知内山塊と千軒連峰


島のように浮かぶ千畳敷方向と下北半島


雲海の中に消えるロープウェイの索道


午後になって、外出した時に函館山の方を見たら海霧が見えたので、再び、函館山へ。
もちろん、まだ歩く元気がないので、車で・・。



函館湾以外の海の上は、すべて海霧の雲海だったが、市街地の津軽海峡側に海霧が押し寄せていた。
朝の9時ごろに晴れたので、そのころに行けばもっと幻想的な光景が見れたかもしれない。


市役所の辺りまで押し寄せていた海霧


眼下の住吉浜から立待岬も霧の中


函館港の堤防の外側にも海霧の先端部

○「ランパス」42軒目(延べ48軒目)「中華 ジャンジャン」


 「ランパス」の利用期間が明日までになり、人気店やリピートしたい店は、電話してもどこも予約が一杯で混んでいるようだ。
 並ばなくても良さそうな店を考えて、28店もあるのにわずか2店しか行っていなかったラーメンを選んでみた。
 ちょっと毛色の変わったメニューのイオン上磯店(旧ダイエー上磯店)の中にある、フタバヤグループの「中華 ジャンジャン」へ。
利用時間開始の13:30に行ったが、店内が広いこともあり、すんなりと入ることができた。



提供メニューの「あんかけもやしラーメン」

 醤油味をベースに、もやし(1袋以上?)、ひき肉、玉ねぎ、人参、しいたけなどがたっぷり入ったボリューム満点のあんかけで、食べても食べてもなくならない感じでお腹一杯になった。味も自分好みだった。

江差「北前のひな語り」

2016年02月11日 | 道南の風物詩

「壱番蔵」の天井近くまで展示されている15組の7段飾りは圧巻

 江差町のいにしえ街道沿いの「歴まち地区」一帯で、民家の玄関先などにひな人形を飾って祭る「第5回北前ひな語り」が開催されている。期間は、2/1~4/3で、その間、いろいろなイベントが開催される。

 今年度は180組のひな人形が64ヶ所で飾られているという。各家庭のものや全国各地から贈られてきた物が多いらしい。天候も良いし、妻も休みなので、ドライブがてら観に行ってきた。

 なお、なぜ「ひな祭り」でなく「ひな語り」なのか、気になって調べてみたら、次のような活動が基盤になっているらしい。

 「百人の語り部事業」~商店街が主体となり、いにしえ街道沿道約110戸の住民や地域に詳しい住民を巻き込んで、一人ひとりがおもてなしの心を持って「得意なテーマ」を切り口に、「独自の語り部」で地域の歴史文化を紹介する語り部となり、来訪者との対話の中で江差町の魅力 を伝え交流を深めるという手法でおもてなしの協力体制を構築する活動。


拠点会場の一つ、明治時代の蔵を再利用したカフェと観光案内所になっている「壱番蔵」


「壱番蔵」の入口の上の棚にも飾られている


「壱番蔵」で、圧巻のひな飾りを見上げながら、ケーキとコーヒーをいただく


やはり、拠点会場のひとつ「遊工芸紺屋」のひな飾りと吊るし飾り


「遊工芸紺屋」入口の右手前が、昭和初期の木目込み人形のひな飾り、
左側が、江戸時代後期の江戸の町民が生み出したひな飾り


靴屋さんの店先


「岩崎商会本店」の店先


「中村家」の昔の店先の土間部分

 
「中村家」の店先と奥に展示されているもの


昔の?酒屋さんの窓辺


個人住宅の窓辺


江差一番人気の、蔵を再利用した手打ちそば屋「やまげん」

 
昼食に食べた、天ざるそばと花巻そば(すべて海苔で覆われている)

 
1923年(大正12年)創業の浅野屋菓子舗で、お土産に買った「幣子岩最中」と「江差の繁次郎まんじゅう」

コクガンin根崎海岸

2016年02月04日 | 道南の風物詩



 黒い頭部にスカーフのような白い首周りが特徴の国の天然記念物コクガンが、国内有数の越冬地・函館市の海岸に群来しているとのこと。

 冬季に北極海の方から南下して来るらしい。日本では道南と東北地方の浅い磯の海岸で越冬し、函館湾を始めとする函館近海は代表的な越冬地とのこと。マガンより絶滅の危険が高い「絶滅危惧Ⅱ類」で、天然記念物に指定されている。

 道南では、函館市の志海苔海岸や入船町、戸井や恵山など渡島東部のほか、北斗市や木古内町など西部方面の海岸で春先まで観察できるそうだ。

 鳥にはあまり興味はないので、これまでも目にしてはいたような気はするが、これがコクガンということは知らなかった。しかし、この函館が有数の越冬地で、天然記念物となれば、この目で確認し、カメラにも収めたい・・・ということで、湯の川から汐首川の辺りまで車で走ってみた。

 ようやく目にできたのは、根崎町の海岸だった。20羽くらいの群れを見つけることができた。函館山をバックにして、消波ブロックの内側で、海藻を啄んでいた。そこには小さな川が合流していたが、そのような場所が適しているのだろうか?










意外とのっぺりした顔
自分のカメラではここまで大きなアップは撮れないので。他サイトから借用