癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

冬の香雪園

2016年02月03日 | 道南の風物詩

 行商から身を興して北海道内で有数の呉服商となった岩船峯次郎により、1898年(明治31年)頃(一説には明治28年もある)造成された別荘地。香雪園という名は、大正時代に来函した浄土宗知恩院の貫主に「雪の中に梅香る園」という意味で名付けられたとされている。岩船家は、1927年(昭和2年)から市民に無料開放した。1955年(昭和30年)になると市と岩船家の間で無償賃借契約を結び、隣接するゴルフ場を含めて都市計画決定した。1959年(昭和34年)には市が岩船家所有の土地を買収した。2001年(平成13年)に、国の「名勝」に指定され、北海道内で唯一の国指定文化財庭園となった。

 13ヘクタールを超える園内には、書院造風の園亭や池などからなる純和風の園亭庭園区、渓流の滝組などが見事な景観を呈している渓流庭園区、さらに煉瓦造の温室と沈床式花壇などからなる西洋風の温室庭園区により構成されており、各庭園区が空間を共有しあって景観を構成していることが特徴となっている。

 2009年(平成21年)から『はこだてMOMI-Gフェスタ』を開催しており、ライトアップされた紅葉を楽しむことができる。

 冬も、庭園内の遊歩道は除雪され、ゴルフ場は、冬期間は歩くスキーやそり遊びなどにも利用されている。我々の仲間以外にも、スケーティング走法の愛好者もいるようで、短いながらも、自らの足で踏み付け、滑り込んだXCスキーのコースもできている。今日は、その練習の帰りに香雪園の中を歩いてみた。


きれいな雪吊り風景


洋風の温室庭園(明治41年築)


その裏側がレンガ造りだったことに初めて気がついた


一の池庭園と2.5mの石層塔


書院造の茶室風の園亭


農具小屋?を改装した写真展示室


入口表面のイチイ?と作業員の休憩所に利用されている住居

氷爆巡り

2016年01月26日 | 道南の風物詩
 函館市内の名前のある山で、唯一登り残している山が、南茅部地区の磯谷川上流にある硫黄山(410m)である。
 SHOさんと二人でそこを目指したが、天候が良くないので止めて、南茅部地区の国道沿いの氷爆ドライブをしてきた。
 まだ時期が早かったのか、いずれも規模が小さかった。


古部大滝


獅子鼻トンネル北側の滝。時期がもっと遅くなると、下の氷筍が上へ伸びるはず。


木直漁港北側の氷爆


上記の一部をアップ


南茅部岩戸地区の手掘りトンネルのそばの氷爆


鹿部の三味線滝

白神岬のヒヨドリ

2015年10月22日 | 道南の風物詩

 北海道の最南端に位置する白神岬。10月ともなると、越冬のため、北海道から津軽海峡を超えて本州へ向かう渡り鳥が岬にたくさん集まってくる。60種を超えると言われている。

 中でも特に目立つのは、1000羽以上の大群をつくるヒヨドリ。海上でハヤブサに襲われながらも、ヒヨドリの群れはたくましく海峡を渡っていく。

 その様子を一度目にしたいと思っていた。たまたま昨日になって、毎年出掛けている山仲間のyamaさん、山道楽さん、Kudoさん、kuboさんのグループが、今日行くことが分かったので、仲間に加えてもらった。

 鳥の写真を撮る人は、専用の大きいカメラと大きな望遠レンズを使用している。自分のミラーレスカメラの望遠でもそれなりに雰囲気が伝わる画像を撮ることができた。動画も撮るつもりだったが、すっかり忘れてしまった。













◎向かう途中、大千軒岳と七ッ岳が冠雪していた。帰りにはすっかり溶けていた。



初夏の風物詩“海霧”

2014年07月13日 | 道南の風物詩

お盆(旧函館市内のお盆は7月)のお墓参りに出掛けた。
立待岬にある墓地から住吉漁港を眺めたら、海霧が発生していた。
それを上から眺めたくて、帰りに車で函館山へ。


 墓地から住吉漁港の向こうの海霧を眺める


 3合目から


 7合目から


頂上から函館どつくを見下ろす


港埠頭に、豪華客船サン・プリンセスが寄港していた

五稜郭公園 サクラの剪定作業

2013年01月24日 | 道南の風物詩

 ここ数日の最高気温がプラスの日が続いている。そんな中、久しぶりに五稜郭公園の堀周りのウォーキングをしてきた。家から公園まで往復3kmあり、1周1.8kmの堀周りを5周すると、合計でちょうど12kmになる。速歩で約2時間、歩数計で15,000歩前後強・・・ほどよい疲労感が味わえる。

 例年の風物詩であるサクラの剪定作業も12月から始まっている。今日は暖かくて作業も楽だったのではないだろうか?園内にはソメイヨシノを中心に約1600本が植えられており、この時期の手入れが花の咲き具合に影響するという。

 剪定は、切り株や根元から生えてくるひこばえや枯れ枝、テングス病の枝などを払い、風通しと日当たりを良くするのが目的で、花芽に栄養分を行き届かせるために欠かせない作業だという。

 例年は、剪定した花芽の付いた枝を希望者に配布していたが、今年は中止になっている。なぜだろう?と調べてみたら、「今年の作業は,テングス病等の病枝や徒長枝の除去であり,花芽のついた剪定枝が発生しないことから配布は中止とさせていただきます。」とのことだった・・・納得!


その剪定したばかりの幹で虫?をついばんでいるシロハラゴジュウカラ?をズーム

大沼の氷の切り出し

2013年01月23日 | 道南の風物詩
 数日前から、大沼公園の毎年恒例の風物詩・氷の切り出し作業が始まった。スキーの帰りに、大沼公園に寄って、カメラに収めて来た。

 この氷は、2/2~2/3に大沼公園で開催される「第47回大沼函館雪と氷の祭典」のジャンボ滑り台や氷の彫刻などに使われる。厚さ30cmの氷を60cm四方に切断して、4~5日の作業で、2000個切り出す予定とのこと。今年の氷は、12月から1月に掛けて雪が多かったせいか、それも一緒に凍った部分があって、透明度がやや劣るらしい。


60cm四方の切り込みを入れる


切り込みに合わせてチェンソーで切り取る


氷のブロックを引き上げる


クレーンで吊り上げて、ショベルカーへ・・・祭典会場のジャンボ滑り台のところまで運ぶ


切り出した氷のブロックを敷き詰めて作るジャンボ滑り台

冬の香雪園

2013年01月15日 | 道南の風物詩

XCスキーに出掛けたついでに、道内唯一の国指定文化財庭園・香雪園(見晴公園)の中を歩いてみた。
紅葉の名所だが、この時期のモノトーンの世界も良い雰囲気だ。
公園の中の遊歩道ははきれいに除雪されている。


駐車場横の入口


「緑のセンター」の中は暖房が利いて展示物の見学や休憩ができる


茶室を備えた書院造りの園亭


雪釣り風景


洋館



エゾリスも見られる

この公園の歴史的説明は下記に詳しい。
http://www.hakobura.jp/db/db-fun/2011/04/post-67.html

秋の紅葉は、拙サイトの下記でどうぞ!
http://sakag.web.fc2.com/kousetu.htm

冬の風物詩「サル温泉」

2012年12月11日 | 道南の風物詩

 道北やオホーツク沿岸、北陸地方などは1mを越える豪雪で大変らしいが、函館は一昨日10cm以上積もった雪も昨日と今日で日なたや道路はすっかり溶けてしまっている。

 そんな中、湯の川にある熱帯植物園の冬の風物詩「サル温泉」を見に行ってきた。サルは、水は嫌いらしいが、温泉は好きなようだ。ただでさえ赤い顔をより赤くさせて、気持ちよさそうに浸かっている姿は人間とおんなじだ。



 その後、熱帯植物園の中へ。この時期あまり花は咲いていなかった。

八重咲きのハイビスカス






コーヒーの木と実



ここへ行く前に食べたグリル塩豚の300円のこだわりの塩ラーメンと320円のカレーライス。カロリーオーバーだが、一番安い塩ラーメンだけだと申し訳なく、妻と二人でカレーをひとつ。