今回の一番の目的は「歌才ブナ林」の黄葉だった。しかし、それだけでは物足りない。そこで、その遊歩道も含めた「黒松内フットパス」の4コース(合計26km)を全部踏破することにした。
「黒松内フットパス」は、道内のフットパスの先駆け的な存在で、平成16年にチョボシナイコースを整備し、17年に西沢コース、18年に寺ノ沢川コースを整備している。それに以前からあった歌才ブナ林までの森林公園コースを加えて、全コース繋げて歩けるようになったようだ。
4:30に家を出て、ゴール地点の「特産品手作り加工センター」にマウンテンバイクを置き、スタート地点の「道の駅くろまつない」へ向かった。
フットパスの標識が適切に設置されていて迷うこともなく、既成の道路以外の道もとても整備が行き届いていた。歌才ブナ林の往復がもっともアップダウンが激しかった。
西沢コースは、直線的な農道歩きがほとんどで、同じような風景が続き、変化に乏しく飽きてくる感じだ。
今回は、まったく走ることはなく、歩きに徹した。時間は、昼食タイムを入れて、約7時間だった。帰りに黒松内温泉ぶなの森に入って帰路に就いた。
◎チョボシナイコース<道の駅くろまつない~町役場>(10km)
このコースは、熱郛川沿いの道を進み、さらに林道を通り、山を越えて市街地まで下る景色の変化に富んだコースだった。
7:15、道の駅くろまつないをスタート
こまめにフットパスの標識が設置されている 熱郛川沿いの農道を進む
林道に入り、山へと登っていく 190ピークには無線中継施設
190ピークの下から黒松内市街地を見下ろす
◎寺ノ沢川コース<町役場~歌才自然の家>(2km)
市街地を流れる寺の沢川沿いを歩き、歌才自然の家に至るコース。
9:20、今年改築されたばかりの黒松内役場前から寺ノ沢川コースへ
寺ノ沢川沿いの遊歩道を進む 黒松内小学校裏の公園を通過
「黒松内温泉ぶなの森」の横を通過し、歌才自然の家までの遊歩道を進む
◎森林公園コース<歌才自然の家~歌才ブナ林終点・往復>(4km)
基本的には森林公園内の周遊コースだが、自分は歌才ブナ林終点までの往復をした。アップダウンがきつくて結構疲れた。
9:55 歌才自然の家(黒松内の自然体験の拠点となる宿泊施設)をスタート
天然記念物「歌才ブナ林」のみごとな黄葉
ブナ林終点。ここから自然の家まで戻る
森林公園の高台から自然の家(左下)と市街地を見下ろす
11:30~12:05、自然の家のレストラン樻里花で昼食タイム。イカスミラーメンサラダを食べた。
◎西沢コース<歌才自然の家~特産品手作り加工センター>(10km)
歌才自然の家を出発して、森林公園、ブナセンターを経由して、素朴な農村風景を楽しみながらトワ・ヴェール(特産物手づくり加工センター)に至るコース。自分的には、距離の割には変化に乏しく単調な景観で楽しくなかった。
12:05、歌才自然の家の前をスタート 10分ほどで歌才ブナセンターへ到着
のどかな牧場風景 まっすぐ続く農道
ゴール地点の特産品手作り加工センター入口
14:10、ゴール地点の特産品手作り加工センター(定休日だった) デポしておいたMTBで11.5km先の道の駅へ
この後、黒松内温泉ぶなの森に入って帰路に就いた。
この時期のフットパスは、はっきり言って退屈です。
花のある頃なら…昨日同じことを考えながら歩いておました。
綺麗に黄葉していますね。
ブナの紅葉は赤とも黄色ともつかない・・・橙色というのでしょうか、優しい暖かい色合いをしていますね。
次回はピークを狙いたいです。
フットパスも気になってはいますが、ひとりだと少し退屈しそうです。
花なんか咲いている時期なら、ひとりでも大丈夫かもしれませんが・・・笑
購入されたものなんですね。助かりました。ありがとうございます。断り書きを追加しました。
ブナは新緑も魅力ですが、ずっと以前に行っているので、今回は紅葉ねらいでした。
このようにワンウェイの場合は、MTBを使うと楽です。今回がゴール地点の方が標高が高いので、特に楽でした。
ブナ林の黄葉が見事ですね。目が覚めるような美しさとはこのことですね。
それにしてもマウンテンバイクを併用するとはさすがにベテランです。
私の場合は、最後にチョボシナスコースをsakagさんとは反対に町から道の駅へ歩いたのですが、帰りのJRの便が悪くてかなり足止めを食ってしまったことを思い出していました。
マウンテンバイクを併用することで、一筆書き的に一周できますもね。参考になりました。