癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

摩周丸の精巧なイラスト画を寄贈してきた

2020年04月08日 | 日常生活・つぶやき

 これは、我が家の新築祝いとして、1988年(昭和63年)2月に当時青函連絡船空知丸主席船長だったスキー指導員仲間のYoさんからいただいた「摩周丸」の精巧なイラスト画である(幅45cm)。これを私がいただいた20日後の3月13日に青函連絡船が廃止になっている。Yo船長が再就職先の鳥羽市へ引っ越す挨拶に来宅し、新築祝いとして持参されたものである。

 この製作者は、船底の右下に記されているN.TAKAHASHIという方であるが、Yo船長もそのご本人からいただいたという。製作年度年度は不明である。下中央の1965はこの摩周丸が就航した年なので、製作年度ではなさそうだ?

 我が家にすでに32年間も飾っていたが、我が家に置いておくより、「函館市青函連絡船記念館摩周丸」にあった方がふさわしいと思い、今日持参した。

 対応してくださった方は、このYo船長のことも良く知っておられた。同じ船に乗ったこともあると言う。とても懐かしがっていて、Yoさんが船長として乗船していた船もすべて教えて下さった。しかも、N.TAKAHASHIのサインを見て、すかさず、「高橋紀男さんですね」とのこと・・・これにもびっくり!

  そして、もう絶版になった1982年発行の『青函連絡船&国鉄利用のしおり』を見せて下さった。

 これらのイラストはすべて、この高橋紀男さんが描いたものだそうだ。

 この巻頭言の「しおりの作成にあたって」もこの高橋紀男さんが記述している。

 この製作者のことも知ることができたし、「初めて見ましたよ。とても貴重なものなので、大切に展示させていただきます」ととても喜んでくださったのもうれしかった。 


2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
栄町住人さんへ (sakag)
2020-04-11 12:26:14
お手元にこのしおりあるのですね。
ツイッター拝見しました。
博物館入口に閲覧用の1部だけおいてありました。「もう、これしかないのです」と話されていました。
返信する
連絡船&国鉄利用のしおり (栄町住人)
2020-04-11 10:50:59
Sakagさん。連絡船のしおりが絶版になっているとは知りませんでした。高橋さんのイラストで煙突と船体以外はほぼ白黒という事を再認識しました。カラー写真が普及されていない時代の貴重な遺産に思います。twitterにしおりの一部をアップロードしました。
返信する

コメントを投稿