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林道をショートカットしたc300付近で地点で一瞬だけ姿を見せた駒ケ岳全山
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GPSトラックログに基づいたコース図
駒ケ岳を構成している剣ヶ峰、砂原岳、隅田盛の3ピークの冬期登山は、自分レベルでは剣ヶ峰は無理だが、砂原岳は踏破済みで、隅田盛はまだだった。
たまたま、函館山楽クラブが1/14に、この隅田盛を目指して、c609ポコで撤退していることを知った。自分も近いうちにそのコースを参考にトライしてみたいと思っていた。
長期予報では好天予報だったので、今日にその計画を入れておいた。しかし、朝から雪がずっと降っていた。ダメもとで、登山口となる大沼多目的グランドトルナーレまで行った。目指す駒ケ岳は見えなかった。しばらく様子見で待っていたら、青空が広がり、目指す隅田盛がチラッと見えた。
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7:50、ダメなら林道偵察だけでも良いと、シールを付けたスキーを履いてその先の林道を進んだ。
長靴で林道へ入ったら、膝まで埋まった。しかし、幅広のスキーなので、ラッセルは20cmほどだった。
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30分ほど歩くと、夏に車で通ったことのある鉄橋の手前に到着。ここは左へ進む。
この鉄橋の下を通る林道のすぐ下は除雪されているので、その分岐を発着点とすれば、往復で1時間は短縮できる。
鉄道線路のそばを進み、やがて鉄道から離れ、林道は山の方へ向きを変える。
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8:55、約1時間でゲートに到着。夏はここまで車が入れるようなので、夏にここから再挑戦してみたい。
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やがて、留の沢を通過し、鹿部押出の沢沢方向へ進む。
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9:15、「(左)留の沢方面、(右)押出B沢方面」の標識の立つ分岐に到着。
左側の林道は地形図にないので、不安もあり、右の林道を進んだ。
※ここは左へ進むのが正解だった。山楽クラブの記録をよく読んでいけば良かった。
右の林道なりに進んだが、だいぶ遠回りになりそうな感じなので、途中からショートカットを試みた。
2本目の人工の堤防の上からは、青空が広がり、一瞬だけだが、隅田盛~剣ヶ峰~砂原岳が見えた(トップ画像)。
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泥流等のセンサーが設置されている留の沢を越えて、地図上に記載されている右岸の林道を目指す。
右岸の林道は、下の分岐から続いているようなので、帰りはこちらを下ることにして、前進する。
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その林道は、c380で方向を真西に変え、隅田盛の根元まで続いている。少しずつ斜度がきつくなってくる。
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隅田盛が見えるところで、三脚を立てて自撮りをしたのに、後で見たら山はガスで見えなくなっていた。
この辺りから、雪が激しくなり、風も強くなり、山も見えなくなった。
予想以上に疲れていたので、山が見えないままだったら、山楽クラブと同じc609ポコでの撤退も考えた。
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11:20、c609に到着。しかし、目指す隅田盛が再び姿を現した。ここで撤退するわけには行かない。
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c680付近には火山観測設備があり、林道はここが終点となっていた。
山が見えなくなったら撤退したいほど疲れていたが、それを許してくれなかった。疲れた脚に鞭を入れて前進。
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そのすぐ上の急斜面への取り付きで、バナナのエネルギー補給。帰りに目の前の斜面の滑降が楽しみだ。
しかし、この急斜面が辛かった。50歩歩いては休むと繰り返して直登。しかし、上の方はジグを切って登った。
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途中から眼下に大沼が見えた。しかし、いつも逆から見ている七飯スノーパークはガスの中だった。
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下から見えていたピークを越えたら、スカブラ尾根となり、ところどころに石も出ていた。先に頂上が見えた。
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12:15、スタートから4時間20分、へろへろ状態で頂上到着。観測設備の陰は風が遮られて助かった。
せいぜい3時間30分程度で登頂できると思っていたが、やはり単独ラッセルはきつかった。
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頂上標識を覆っていたエビの尻尾を叩き落として、記念写真。右の爆裂火口は、そのまま留の沢へと続いていた。
12:35、シールを剥がして下山開始。上はスカブラ尾根だったので、慎重に下った。
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いよいよ楽しみにしていた広い急斜面を見下ろす。ここは雪質も良く、快適なターンを刻むことができた。
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c680まで滑り下りて、自分のシュプールを振り返えったが、画像にははっきりと写っていなかった・・・残念!
その後、登りのトレースを辿りながら滑り下り、留の沢右岸に続く林道をそのまま下った。
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13:25、下の間違った分岐に到着。この下って来た左の林道を登るのが正解だった。
上でショートカットしたので、GPSトラックログを見ると、それほど遠回りいう感じではなかった。
スキーの利点は下りが速いことである。ここから登りで3時間20分も掛ってたのに、下りはわずか50分だった。
さらに、疲れた体での平坦な50分の長い林道歩きは辛かった。
14:15ゴール。結局、登りは4時間20分、下りは1/3の1時間40分だった。頂上休憩の20分を含め6時間20分。
距離も長く、単独ラッセルゆえに、予想以上にきつい山行で、疲れも大きかった。
しかし、念願のコースからのトライで、天候には恵まれなかったが、スタート時は諦めていた登頂もできて大満足。
3日後の「おおたき国際スキーマラソン」までに疲れが抜けるかどうか心配だが、15kmなので、なんとかなるであろう?
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その後、留の湯で、ゆっくり疲れを抜いた。玄関を入ったロビー・休憩室が非常に広くなっていた。
もう少し詳しい山行記録と多くの写真は、下記でどうぞ!
http://sakag.web.fc2.com (アップ完了)
http://sakag.web.fc2.com (アップ完了)
若い頃、このコースから冬期の駒に登っていました。隅田盛からの下り斜面を滑るのが楽しみでした。下は今のように林道がないので藪漕ぎ状態でした。
予想以上に遠く、単独ラッセルで疲れましたが、下り斜面の滑りは楽しかったです。
今は、観測施設のための林道が急斜面の取り付きまで入っているので、夏も登れそうです。夏にも行ってみようと思います。
かなり荒れていて、駄目のようですので、此の林道を利用するしかないですものね。ご苦労様でした。
途中で山が見えなくなったら止めようと思いながらも、結局最後まで行ってしまいました。予想以上に辛かったです。
私も、昔のユートピア大沼からの記憶はあります。
鹿部から近い所にこんなルートがあったのですね。
タフなsakagさんがお疲れとの事、今冬の雪の多さが想像されます。
余談ですが、鉄橋手前の左の道は、以前に子供さんが行方不明になった時、間違えてここを進んで鹿部方面に向かったようです。
大腸癌10周年記念日は素敵な場所と豪華なお料理、素晴らしいひと時が伝わってきます。
これからもますますお元気で・・・
このルートは、ヨッシ~さんも1/14にc609まで登っています。それを参考にしました。
雪がしまったころにでも、鉄橋の手前の除雪せれている林道からトライしてみてください。
行方不明の子供は、あの鉄橋からでしたか?であれば、私が今回歩いた林道を通って、ショートカットしないでそのまま直進して、鹿部の自衛隊演習場へ向かったのでしょうね?
お陰さまで、10年経過しました。感謝しながら、まだまだ元気に動き回りたいものです。