さくら・たわわにたわごと

四季折々、愛しきものたちとの日々と思いを綴ります。

立夏・竹笋生ず~ドイツリートの会「陰棲」

2022-05-17 | 歌のおけいこ
新暦の、およそ5月15日~20日ごろの今の時期は、
旧暦では立夏の末候、
「竹笋生ず(たけのこしょうず)」
です。

竹笋生ず とは、
たけのこが、ひょっこり出てくるころ。
この場合のたけのこは、
もっとも出回っている孟宗竹ではなく、細目の真竹(マダケ…日本原産)
などだそう。

たけのこ、もう味わいましたか?
私は、下ごしらえ済みの状態で2度も分けていただき、
楽ちん調理でおいしくいただきました♪

たいてい若竹煮なのですが、
今回は天ぷらと、炒め物で。
どちらも美味~!
炒め物は、豚肉、人参、ピーマンなどと合わせましたが、
筍の調理としては新鮮な味わいでした。
考えてみれば、中華料理の炒め物にもよく入っていて、
ポピュラーなのでしょうけどね^^

さて、
先日はだいだいリートコンサート後初めての、ドイツリートの会でした。

 

ヴォルフの曲が続いており、先日は懐かしの「Verborgenheit(陰棲)」。
なにが懐かしいかって、この曲は、
私が初めてだいだいリートコンサートで歌わせていただいた時に
選んだものなのでした。

ドイツリートの会に通いはじめて間もないころで、
習った曲もまだ少なかったのですが、
その中で選んだ1曲がこれでした。
今にして思うと、マニアックな選曲でしたが、
習い始めた初期のころに、この曲をリートの会で取り上げられた先生も
かなりチャレンジャー??
あと1曲はシューベルトの「Seligkeit(至福)」。
プログラムの1番目に歌うことになって、
緊張も極致だったことを思い出します。。。

その後、
何番目に歌おうが、何回歌おうが、
やっぱりいつもひどく緊張してアガってしまうのは同じだわ
ということになるのですが;;

先日の参加は、男性ふたり、女性ふたりの計4人。
ピアノと歌で完成する和音を感じて歌って、という
先生のレッスンも懐かしい思いで受けました。
最後はひとりずつ歌う、ぷち発表会となりました。。。とさ。
先生いわく、

 「みんな違って、みんないい、だよ~」

長くひとつの曲に親しむ。
むかし向き合った曲に再び出会う。
あたらしい曲との出会いも胸ときめきますが、
おなじみの、愛着ある曲との長いおつきあいや再会も、
また楽しいものです。


 半音のぶつかりクセになる和音 さくら


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする