『生きものの死にざま』稲垣栄洋著
この本も、Ynさんが本屋で見つけてきてくれて買ってくれた。
著者の稲垣さんは、植物の人だと思ってたら生物にも造詣が深く、自然界の生き物、そして家畜などにまで話が至っていて、時に面白おかしく、時にせつない生きものの死にざま模様が書かれていた。
『「おかえり」と言える、その日まで 山岳遭難捜索の現場から』中村富士美著
著者は山のプロではないからこその気付きや、プロファイリングを丹念に行い遭難者を見つけてきた。
私の独り徘徊が心配なYnさんに進められて読んだ。
今の所は、独りの時にそこまで危ない目にあったことはないが、これからも無いとは限らない。
マイナー低山をテキトーに徘徊してしまう(GPSで確認しながらだけど)私は万が一の時には見つかり難いだろな。
他人の軌跡がわかるアプリを使うのを嫌うトモダチのようには自信がないので私はチャッカリ山アプリ使います。
『彼女たちの山 平成の時代、女性はどう山を登ったか』柏澄子著
著者の柏さんご自身が、書き切れなかったと某所で洩らしていらしたとおり、第1章で取り上げられている5名の方々は、その方1人ででも1冊の本が十分かけるくらいの方々だったので、その感は拭えなかったが、平成の時代を山で、山と、どう生きて来たか、生きているかを知るきっかけになる本だった。なので正直、啓代ちゃんはちょっと違うかな…と私の感想。
『生物はなぜ死ぬのか』小林 武彦著
チョット私にはムツカシカタ。けど、へ~!おもしろい!というところもあり。
結局のところ個人の思いなんてものは微塵も関係なく死は訪れるということ。そして種の進化ってものはそういうことなのだ。ってことらしいが、死なずとも生み出していくことで進化できないの?何故そうならないんだろ?増えすぎての食糧危機ってのはあるだろうけど。
数日後、電車で斜め前に座ってはった人がこの本を読んではった!声掛けたくなったけど、分からんところはサラッと読み飛ばした私と違って、なにやらノートに書き留めてじっくり読んではったので邪魔してはいけないとこっそり見守り、私は先に最寄り駅で下りた。
『ゲイだけど質問ある?』鈴掛真著
差別、偏見は無知からくる。知ることは大切。
知った上でそう思うのは仕方ないとは思うけど、差別、偏見は良くないね。
クライミングに嵌る前に嵌っていた世界では、LGBTの人と何人か知り合いになったけど、少なくともその時周りに居た人達は何の差別もしてなかったし、私自身もそうなんや~といった感じで、だからどうとか思わなかったな。LGBTだからとかというわけでなく、それはその人の個性として捉えてた。捉えてたって言うと物知り顔だけど、実際は本当に何とも思ってなかったな。そして今はその当時よりもっと多種多様なセクシュアル・マイノリティの人がいる。そんな人たちももっと生きやすい鈴掛さんが目指す様な世界になると良いね。
『 山はおそろしい 必ず生きて帰る!事故から学ぶ山岳遭難』羽根田治著
山岳遭難の本を何冊も書かれている羽根田氏の最新刊。
「人はこうやって遭難していくんだなと思いました」遭難から生還した人が振り返って述べていた。とプロローグに書いてあったが、まさにそうなんだな。
『ニューヨークが教えてくれた“私だけ"の英語―― “あなたの英語"だから、価値がある』 岡田 光世著
著者がどのように英語を習得して行ったかが分かる。
そんな風に徐々に話せるようになったらなぁ…でもやっぱり彼女は勉強もしてたんだろうけど、その勉強の部分と情熱が私には欠けているので、話せたらなぁと思いつつもいつまでたっても中学英語以下なんだな。苦笑
もう一度読む時には辞書片手に知らない単語を調べながら読もう。
『体にうれしい果実酒・野菜酒・薬用酒200』福光 佳奈子著
著者が体調を回復させたい一心でたどり着いた”薬用としてのお酒”の作り方の本。
果実酒・野菜酒・花酒・ハーブ酒・薬用酒・変わり種酒のレシピ。こんなものまで?!と、面白そう。しかも小さめの保存容器で作りやすそうな分量なので試しにやってみたいな。
『ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと』
五十嵐大著
一気に読んだ。
電車で読まなくてよかった。
私はCODAではなく、健常者の両親に育てられたのだけれど、ボロボロ涙が出た。