Happy Fun Move

嬉し楽しい!趣味の事など。。。
自分の覚え書き。毒も吐きます。

『野草の手紙』

2024年06月24日 | 

『野草の手紙』ファン・デグォン著

スパイの濡れ衣で投獄された著者。
獄中で出会った野草に惹かれる様。
妹に宛てた書簡集 。

野草好きは同じことを感じ考えるのか?共感できることしばしば。環境問題、農業問題。私は彼の様に活動家にはなれないけれど。
野草だけでなく、カマキリや、クモ、ネズミなども今、私の身の回りでも見ることのできる世界。なぜ今まで気にも留めなかったんだろう?会社勤めをしていた頃は今思えば灰色時代で体も壊した。今はとてもカラフル虹色!こんなにも楽しいことが身近に転がっているなんて知りもしなかった。
読んでいる最中に出掛けた山で、本中に出て来た”ママコノシリヌグイ”の実物を初めて見つけて感動したり。知らなければ通り過ぎてしまうことも知っていたらより興味が出てワクワクするんだな。
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『ひまわりは枯れてこそ実を結ぶ』

2024年06月07日 | 

『ひまわりは枯れてこそ実を結ぶ』堀 文子 著

2017年に白寿を迎えた彼女の著書。
自然と向き合い描き続けた日本画家。2019年百寿で没。
芯のある女性。私はここまで確固たるものを持たないけれど共感できる事がいくつも。

『慣れない、
 群れない、
 頼らない』
慣れちゃってるし、群れちゃってるし、頼りまくってるなぁ特にYnさんに。汗

一つ、私の解釈で共感できなかったのは、
『「がんばる」とか「努力」とか——嫌いな事をしているから出てくる言葉だとおもう。——』
クライミングという好きな事をしていたらやっぱり目標に向かって『頑張る』し『努力』する。あぁでも今は努力が足りないな。

6月9日(日)まで伊豆の佐野美術館で『没後5年 いのちの鼓動を描く ―日本画家・堀 文子』展が開催している。せめて関西…京都で開催してくれたら観に行きたいのになぁ。
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『コロボックルの小さな画集』

2024年06月06日 | 

『コロボックルの小さな画集』村上 勉 著

小人の”コロボックル”という言葉は知っていたが、佐藤さとる作のコロボックルシリーズは実は一度も読んだことが無かったのだが、何気なく手に取った。
村上氏はそのコロボックルシリーズの挿絵をずっと担当してきて、その経緯や自分なりのコロボックルのスタイルへの考え、高齢になられた作者の佐藤氏への激励も込めたイラストなど、コロボックルシリーズを読んだことは無かったけれど楽しく読むことが出来た。
いつかコロボックルシリーズも読んでみたい。
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『タネが危ない』

2024年05月04日 | 

『タネが危ない』野口 勲 著

手塚治虫『火の鳥』初代編集者であるタネ屋3代目の野口氏。
人間にもたらす影響は未だ未解明としながらもF1種における危険性の仮説や、なぜF1が現代農業であたりまえになったのかなど。
固定種や伝統野菜を守り続ける大切さを説く。
手塚時代の話も楽しく、火の鳥をまた読んでみようかな。
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『注文に時間のかかるカフェ』

2024年04月17日 | 

『注文に時間のかかるカフェ たとえば「あ行」が苦手な君に』大平一枝 著

図書館で何気なく手に取った一冊。
小説かと思っていたらエッセイストの大平一枝さんが取材を通して見聞きし、参加された、カフェ店員が吃音者の話。吃音に対する理解がより深まる。

近所に住んでいた小さな男の子に吃音があったような…喋り方が変というよりは小さな子だったのでまだ上手く喋れないんだなと思っていた。私が中学生くらいになるともう下の学年の子達と遊ばなくなっていったのでその子がどうだったのか覚えていない。

吃音症とは違うが、私は社会人になっても緊張すると上手く喋れなくて電話対応がものすごく苦手だった。顔の見えない相手に言葉だけで言いたいことがちゃんと伝わっているのか、相手の言うことがちゃんと理解できているのか、不安で増々緊張してよくしどろもどろになっていた。今でこそだいぶ普通に喋ることが出来るようになったのだが。これは吃音症というよりは過緊張のせいなのだけど。

吃音症の人と喋る時だけでなく、誰と喋る時でもなるべく最後まで話し終わるまで聞くようにしなければと反省。
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『種をあやす』

2024年04月03日 | 
種をあやす 在来野菜と暮らした40年のことば 岩﨑政利著

『100人いれば100通りの農法がある』

『多様性のなかで生きていける』

読んでみて、種だけの事ではないなと思うところもあり。

他にも在来種の種を継いでいる人の記事をみつけた。
https://story.timeline-media.jp/okina/?fbclid=IwAR2kN0rGL4M11uITWAi3J_jy-Pt9apKrkDbYN3-afrg497LVEOHVxvUE3fo_aem_AbkJMum4q25xawD6hq6FWHdWX-OI-mhYvsWzndVVMJOHANe8IwHlc6maspjbcVTU2XQki5pKVZUox2oG9BsJtAMh
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『世界で一番透き通った物語』

2024年03月24日 | 

世界で一番透き通った物語 杉井光著

知人がお薦めしてたので図書館で借りてきた。普通の小説だと思って読んでいたら、これはミステリ?となり、そして「おぉ!」もし読む方がいればこれ以上はネタバレになるので書けない。紙媒体でしかできない仕掛けを巻末までお楽しみください。


杉井光という作家の事は知らなかったのでググってみたら…ググるんじゃなかったな。
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『マル農のひと』

2024年02月18日 | 



金井真紀 著 道法正徳 監修

目から鱗の道法スタイル!
実践してみようかな?
慣行農法だってまともにやってないけれど。笑
違いは分らんかもだけど、面白そう。
本自体も楽しく読めた。

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『生き物の死にざま はかない命の物語』

2024年01月07日 | 


『生き物の死にざま はかない命の物語』 稲垣 栄洋 著

『生き物の死にざま』の姉妹編。
ウシ、ヒョウ、遣る瀬無い。涙出た。
私もクジラのように消え逝きたい。
ショウリョウバッタは即身仏。
生まれ変わるなら植物か。
生まれ変わるなんてないけどね。

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『青豆とうふ』

2023年11月23日 | 


『青豆とうふ』安西水丸・和田誠 共著

2人のリレーエッセイとイラストの楽しい本。
ちょこちょこと読み進めてたから初回の話がうろ覚えで、最後まで読んだらまた最初から読んでみたくなる話。
残念ながらお二人共もう他界されてしまっていて第2弾が読めないのが残念。

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