『野草の手紙』ファン・デグォン著
スパイの濡れ衣で投獄された著者。
獄中で出会った野草に惹かれる様。
妹に宛てた書簡集 。
野草好きは同じことを感じ考えるのか?共感できることしばしば。環境問題、農業問題。私は彼の様に活動家にはなれないけれど。
野草だけでなく、カマキリや、クモ、ネズミなども今、私の身の回りでも見ることのできる世界。なぜ今まで気にも留めなかったんだろう?会社勤めをしていた頃は今思えば灰色時代で体も壊した。今はとてもカラフル虹色!こんなにも楽しいことが身近に転がっているなんて知りもしなかった。
読んでいる最中に出掛けた山で、本中に出て来た”ママコノシリヌグイ”の実物を初めて見つけて感動したり。知らなければ通り過ぎてしまうことも知っていたらより興味が出てワクワクするんだな。