https://www.facebook.com/edumarinclimbing/posts/3490630881009455?__tn__=K-R
Edu Marinによる、ニーパット使用でのグレードの変化についての投稿。
要は、ニーパッド無しで初登されたルートをパッドありで登った場合に明らかに核心が楽になるならグレードダウンした表記が必要では?
皆はどう思う?と。
日本ではニーバーするようなルートが少ないのでピンとこないが、コルネが発達した海外でのルートでは如何にニーバーポイントを見つけて少しでも楽に登るかというのはごく自然なムーブの選択だ。そこで編み出されたのがニーパッド。商品化されてなかった頃にはサポーターとかしてたっけ。フリクションを増すというより痛み軽減で履いてた。何度も同じルートを登ると必然的に同じ所に負荷が掛かり青タンが出来て痛いのなんの!商品化されたニーパットの表面はシューズのソールと同じゴムなので、痛み軽減+フリクション増し増し!そりゃ皆使うわ!今回もパッド使っても青タンできたけどね。
EduもSendのアンバサダーを務めているし使用を否定しているのではない。
ただ"Catxasa 9a+"を初登したChris Sharmaは核心の1本指ポケットへダイノしていたが、ニーパットを使うとスタティックにポケットを取れてしまう。そうすると、グレードに変化が起きるのでは?なので、パットの使用、不使用でのグレード表記が必要ではないだろうか?とEduは思っていると。
グレードの事で言えば、私は2つ表記する必要は無いのではないか?と思ってる。
それが自分のマックスグレードだったとしたら、そりゃモヤモヤするだろうし、プロの世界ならその1グレード若しくは半グレードの差がクライミングの歴史を左右してしまう事もあるだろうから問題なんだろう。Seb Bouinがパッドを付けて登った"Catxasa"はたして9a+なのか?そこまではっきり書いてないけど、Seb自身『ニーパッドの使用でルートが少し簡単になると思います。もっと難しいことを真剣にチェックする時が来たのかもしれません。これがどうなるか考えてみよう』と言ってるし、もしもパッド使わずにニーバーしてポケット取れるとしたら問題ではないよね?問題は初登者と違うスタイル(パッド使用)で核心が易しくなる場合だ。今後はパッドを使うのが一般的になるだろうしね。
パッドの使用自体を論じている人もみかけるが、それは個人の自由だと私は思う。
道具の進化でクライミングのグレードは進化していったし、パッドだけ否定するの?だったらクライミングシューズは?今でもバッシュで登る?カムやナッツは?今でもロープの先にコブを作って挟む?ロープは?麻縄で登る?もうそんな装備で登ってるのみたことない。より冒険的要素を追求したい人は使わなければよいだけだ。多分問題なのは、パッドによってまるで第3、4の腕のようになっちゃうからかな?
どんなスタイルで登るにしたって、初登された時のスタイルや、歴史を知っておいて損はない。
より良いスタイルや歴史を知った上でどんなスタイルをチョイスするかは、他人に迷惑かけないなら個人の自由だ。が、モヤっとするスタイルの人いるんだよなぁ。それはさておき私自身は良いスタイルとは言えないと知っているが、プリクリする時もあるし、ニーパッドも使う。多分私はシングルピッチのフリークライミングに対して求めているのは冒険的要素は無く、挑戦的要素なんだと思う。メンタルコントロールが出来てないのもそうなった原因だろうけど。あぁもっとメンタル強くなりたーい!結局、そこか。
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