目の付けどころが、シャープでしょ、

2007年12月18日 | お客さん宅で
                   (シャープとコロナのタンク)
本日Tさんにシャープの石油ファンヒーターをお届けしました。
ご主人、目が全く見えませんが、物置でタンクに灯油を入れてこられます。
今までは、コロナ(写真右)。栓はワンタッチ式で便利ですが、タンクをひっくり返して運びます。
今度は、シャープ(写真左)。本体からは太くて持ちやすい取っ手で取り上げ、そのまま置いて給油、栓もワンタッチです。
ひっくり返す必要なしで、運んで本体にストンと入れます。
栓が閉まってなくて油をこぼす様な失敗はありません。
目の見えないTさん、「使いやすい、感激しました」と大喜びです。
コロナもその他のメーカーもひっくり返すのが当たり前、でもシャープは違いました。

シャープって他にもすごいです。
昭和28年には白黒テレビを国産第一号で発売(14型175,000円、ちなみにカラーテレビは昭和35年東芝の17型42万円が第一号)、
昭和37年には電子レンジ国産第一号(業務用)を発売しています。
今では普通の、液晶モニター付のビデオカメラは、ソニーでもパナソニックでもなく平成4年にシャープから「液晶ビューカム」として発売しています。
右にも左にもドアが開く不思議な冷蔵庫、
水槽に穴がないのに脱水できる、不思議な全自動洗濯機など、
「目の付けどころが、ちょっと違う」不思議なメーカーです。
今は液晶アクオスでおなじみですが、「目の付けどころが、シャープでしょ」は、
シャープペンシュルを発明した、創業者・早川徳次氏の血をそのまま今に継いでるって感がします。