楽(たの)しみは 新幹線の お土産を ケンちゃん見つけ にっこりするとき
うちのケンちゃんは、一昨日で2歳と5ヵ月になりました。
消防車やゴミ収集車などの、
乗り物のおもちゃが大好きです。
アトムの社長会の帰りでも、
土産はいつもおもちゃの車です。
東京から帰りの荷物を、ホテルで宅急便に頼みます。
うっかり、
ケンちゃんの土産も、宅急便の箱の中に入れてしまいました。
一昨日の夜です。
家に帰って、
『ただいま~、今帰ったよ~』と声をかけます。
ケンちゃんのお母さんは、
「お帰り、ご苦労さんでした」、「ケンちゃんはもう寝てしまいました。東京の土産楽しみにしていましたが寝てしまいいました」と話します。
そして、ケンちゃんのお父さんお母さん、そろって言いますね。
「ケンちゃんはね、お父さん達を江原駅に一緒に送って行ったその時から
“土産は、しんかんせ~ん、しんかんせ~ん。はやぶさ~、はやぶさ~” とずっと言ってたんよ」と話します。
「ケンちゃんに約束してたの、お父さんは」と尋ねます。
バスターミナルとか新幹線のビデオを、よく見ています。
新幹線は、
一番新しい東北新幹線の、カラフルなはやぶさが印象に残っているのでしょう。
『荷物をホテルから送ったので、
今夜はケンちゃんの土産渡せない』、
『それに、草津温泉で買ったおもちゃは、
木のミニ機関車だわ。うっかり新幹線は買っていない』と話します。
えらいことです。
物凄く楽しみにしていたと、
ケンちゃんの様子を聞いてしまって慌てます。
昨日です。
こそっと豊岡のアイティに寄って、
新幹線の “のぞみ” を一つ買いますね。
その時も、
実は、ケンちゃんを銀行に連れて行く途中でしたから、売り場でチラッと見られてしまいます。
尻のポケットをグルグル探して、
ケンちゃんは怪訝な顔をいたします。
『ケンちゃん、
おじいちゃんはね、何にも買ってないよ。そうだ、ガチャコロ一回しようか』とごまかしました。
本日です。
ホテルから届いた宅急便の箱に、
そっと新幹線を入れて封をします。
朝から、
「たっきゅうびん、まだかな~。しんかんせん、くるかな~」と言ってたケンちゃんに、見つからないようにそっと箱に忍び込ませます。
『今宅急便来たよ~、ケンちゃんの好きな土産入ってるかな~、
ケンちゃん、さ、箱開けて中を見ようね』と呼びますね。
中から出てきた新幹線を見つけた、ニコ~~っとしたケンちゃんの笑顔は凄いです。