「欲望する脳」 茂木健一郎著 (集英社新書) 定価:735円
【この本を読んだ理由】
集英社新書の昨年11月新刊の中で、この本のタイトルに魅力を感じた。
そして、この本の著者は、人気の脳科学者で、NHKテレビ「プロフェショナル仕事の流儀」でお馴染みの茂木健一郎であった。
【読後感】
本の帯にある通り、この本は、「脳科学が人間の本性に迫る。」著者の考え方が述べられている。
今回、1回の通読では、あまり理解できなかった。
まず脳科学という分野がよく分からない。
それから、この本に使われている熟語や言葉の意味が難しく、文章も難解であった。
この本には、何度となく、
「孔子が論語で述べた 『自分の心の欲する所に従っても倫理的規範から逸脱しない(七十而従心所欲、不踰矩)』境地とは!?」
という文章が登場する。
著者がこだわる「欲望する脳」の究極のねらいなのかもしれないと思った。