駅からハイキング(続々)
とまりぎ
山道を下りると車の通る道へ出る。
しばらく行くと、左手に入るトンネルがある。
中は夏でも涼しい。
昭和初期に村山貯水池(多摩湖)だけでは給水不足となり、新たに山口貯水池(狭山湖)を建設した。
このときに多摩川の羽村から山口貯水池堰堤まで、軽便鉄道によって砂利を運搬した。
それがこのトンネルとして残った。
トンネルは自転車道として使われている。
トンネル群を抜けてしまうと、街中を上北台駅まで歩くことになる。
あまりにも暑いからちょっとコースを変えて、武蔵村山市役所の南にイオンモールができていたはずだから、行ってみよう。
そう遠くはないが、炎天下を歩くのは汗が流れてきつい。
ようやく中へ入って、レストラン街を見るとどこも待ち行列ができていて、すぐには入れそうもない。
武蔵村山市情報館という案内所もできている。
この場所は、日産自動車の工場だったところだ。
昔、マーチの生産ラインを見せてもらったことがあった。
工場がなくなってしまったのはさびしいことだが、このようにして多くの人たちの集る場所に生まれ変わった。
バスの発着所から玉川上水駅行きが出るところなので、飛び乗る。
ウォーキングでというよりも、暑さで汗が出た。
次の予約は秋の涼しくなった頃にしよう。