つくたべ館で蕎麦打ち
とまりぎ
谷川沿いの道と違って、歩きやすいのですぐに「つくたべ館」へ着く。
9年前にも同じように、ここで蕎麦打ちを体験している。
予約なしだったが、蕎麦打ちをやることになった。
指導はこのあたりで一番の腕前のお母さん。ちょっと耳が遠いようだ。
材料は、そば粉350g、小麦粉150g、打ち粉30g、水240cc(5人分が単位になっている)
1.混ぜる 水は200ccを使う。
2.もむ
3.こねる 必要なら残った水を少し入れる。
4.伸ばす
5.切る
6.ゆでる
7.盛り付ける
まず先生が5人分の材料を手際よく途中まで混ぜてくれる。次に蕎麦打ちの手順を書いた紙を見て、順番に全員で作業していく。 こねるのが350回だからひとり70回だ。けっこう疲れる。
二度目だったこともあってか、ポイントが記憶に少しは残っていて、比較的早く、ちょっと太めの蕎麦が出来上がった。
入口には山法師の花。
きざみのりを散らしてくれて、予想以上にうまい蕎麦にありついた。一人分が100gということになるが、ちょっと少ないかもしれない。といって、天ぷらを頼んでしまうとうまいかも知れないが、天ぷらの味が勝って、蕎麦の味が楽しめなくなる。ちょっと少ないくらいがいい。
(9年前の記録では、もっと多く満腹になった---五人分が単位などと言わずに自由度があった)
午前中に全部終って、出発だ。
この集落の火の見。
下から見ると、火の見のところに町営バスの待合所があるが、休日は本数が少ないので歩く。
途中の不動の滝の脇の清水がほんの少々出ている。
もらった地図を見ると、左側に温泉宿、真ん中あたりがこの集落で、「つくたべ館」もある。右側は富士川沿いの国道へ出る道。この道を歩く。
9年前はもっと先の国道まで出て、この地の雨畑硯の店へ入った記憶がある。
”とまりぎ”の先生が墨客であったから、詳しかった。
だが、甲州雨畑硯として高級品で手が出なかった。