目的地の足尾銅山も見ごたえがあったが、わたらせ渓谷鉄道に乗ったのはいい思い出になった。
単線で待ち合わせ時間が長く、のんびりとした風景を楽しむことができる。
時間を気にしない旅にはちょうどいい。
目的地の足尾銅山も見ごたえがあったが、わたらせ渓谷鉄道に乗ったのはいい思い出になった。
単線で待ち合わせ時間が長く、のんびりとした風景を楽しむことができる。
時間を気にしない旅にはちょうどいい。
神戸駅は美術館への下車駅になっていて、乗降客の多い駅だ。
記憶の中の絵画は、記憶が遠く薄れている。
撮影禁止だから、思い出しようがない。
神戸駅までの車窓風景と、神戸駅での待ち時間が記憶の中に残っている。
わたらせ渓谷鉄道に乗っている時間は、けっこう長い時間の別世界であった。
初夏の旅
とまりぎ
5月も末になってしまったが、博さんが幹事の会の旅行はすでに休みと決っている。
重さんが幹事の会は、奥多摩方面一泊の計画だ。
剛さん幹事の会は、都内での散策ということになっている。
皆さんの都合がそろうのは早くて4月、遅くても7月の間に集中する。
それぞれの会の趣が変っていて、けっこうおもしろい。
さあ、どんな旅になるのか楽しみなことだ。
山奥の大きな宿だった。
国民宿舎なので、そう贅沢は言えない。
朝食に納豆が出たかどうか忘れたが、出ていれば宏さんには食べさせなかっただろう。
この旅が、宏さんとの最後の旅になってしまった。
行きました、行きました。
駅から歩くこと20分ほどで、銅山入口に着いた。
5人の中には、宏さんがいた。
その宏さんが亡くなったのが、7月のことだった。
いつも上機嫌だったから、にこやかな顔しか思い浮かばない。
元気な人の死には予告がないから、本人も周りの人も気づかずにいる。
突然の訃報に驚かされるのが、つらい。
吉祥寺の町にも、井の頭公園へも最近は行っていない。
人気があって、人が多く集まりすぎるからだ。
恒少し季節外れの時期を待ってからにしよう。
巨木の多い小園だ。
荻窪の地にこれだけの広さがあると、後を引き受けた親族の負担がおおきいのだろう。
無粋ながら、相続税の問題が来年あたりから身近な問題になりそうだ。
庭のすばらしさを眺めながら、そんなことを考えていた。
武蔵小山商店街からも、自転車ならばそう時間がかからずに行くことができる。
かなり長いから、全部を見てまわるのは容易なことではない。
商店街が国道一号線を越えているから、そのあたりが人通りの多いところだ。
安い店もある。
国道一号線には、都営地下鉄の駅もある。
成田エクスプレス
とまりぎ
渋谷駅で新木場行きを待っていると、反対側のホームに成田エクスプレスが入ってきた。
そういえば、最近成田へ行っていない。
海外へ出ることがなくなったということだ。
ちょっと寂しい。
住宅街の外れに、金網で囲いができている。
ニワトリが外へ出ないようにしているのだろうが、中にはものすごい数のニワトリがいる。
ちょっと立ち止まってみていると、餌を持っているわけでもないのに集ってくる。
中学生がからかっている。
これもどこでも見る風景ではない。