
ブクログより
大好きだったおじいちゃんが心臓発作で倒れて死んでしまった。
「おじいちゃんは天使になるのよ」とママは言う。
「おじいちゃんは土になるんだ」とパパは言う。
どっちも僕にはピンとこない。
しょんぼりしていると、おじいちゃんがお化けになって出てきた。
これは面白いことになったぞ、と喜んでいたが、「いつまでもこんなことをしているわけにはいかない」とおじいちゃんが言う。
人はこの世にやり残したことがるとおばけになるって、おばけの本に書いてあった。
おじいちゃんはなにをやり残したんだろう・・・
それから毎夜ふたりでおじいちゃんの忘れ物を探すことにした。
そうしておじいちゃんが思い出したこととは・・・
僕がどれだけおじいちゃんのことが好きだったか、おじいちゃんがどれだけ僕のことを大事に思っていてくれたか。
孫を持つ身の私としたら、身につまされるものがありました。
胸がいっぱいになります。
6年生になっていよいよ読む回数も数えるほどになりました。
先週の2組で読んだ本でもよかったのですが、限られた回数ですので違う本を読んでみました。
これも少し長いお話で、最後はとても感動的なのですが、長いと集中力が途切れてしまうのか子供たちの反応は・・・
やはり短くて笑えるものや、怖いお話なんかがいいのかなぁ。
自分が感動したからと子供に押し付けてもダメなんですね。
平成28年5月31日 6年1組