今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

どっぷり秋の烏帽子岳

2013年11月14日 | 「山」のひきだし
鈴鹿山系の烏帽子岳へ行ってきました。
今年の2月の雪深い時期に行き、途中で登山道を見失い、かろうじてGPSに助けてもらい頂上にたどり着いたのですが、今回はその登山道を確かめるべくの山歩きです。

家を出るとき雨が降っていたのです。じょぼじょぼ音がするほど。
石槫峠のトンネルを抜けるとあらあら、うっすら日射しがさしてます。

集合場所で、いつもお世話様ですだの、お久しぶりですだの、初めましてだの、ひとしきり歓談の後、総勢10人で出発です。


歩き始めはしょぼついていましたが、なんと青空が。

山の中に入るとう~ん、全然記憶に無いです。雪があるのと無いのと、これほど違うのか・・・初めての山のようです。


記憶なんてどうでもいいや。


見事な紅葉に


見とれます。


青空に映えてきれい。



お~ここの分岐です。道を逸れたのは。ちょうど真ん中を直登したみたいです。


雪山の時は、ガスで何も見えませんでしたが、今日は名古屋のツインタワーや伊勢湾などず~と見渡せます。

続いて狗留尊(クルソン)に向かいます。クルソンって何語?


気持ちの良い木立の中を歩きます。あ~秋っていいなぁ。


いいな、いいな。


お~!! 御池だよ! 真っ白だよ!

狗留尊でランチです♪
温かいうどんに秋の味覚、いつものようにごちそうがいっぱい、お腹がいっぱい。
ごちそうさまでした。

下ってきたのなら登らなくてはならない。烏帽子に戻る道はこんな勾配きつかったかな。お腹が重い・・・

ふーふー言いながら、歩いていると後ろがなにやら賑やかだよ。


秋のお楽しみ。


立派ですね~  私は見つけるのが下手、上手な人はにおいがする?らしいです。

下りは朝よりも、もやがとれて展望もすっきり、紅葉も鮮やか。
時間もあるので、のんびり歩きます。

朝方の雨からは想像もできないくらいのお天気に恵まれ、一段ときれいな紅葉を見ることができました。
秋の山はいいな~ うんいいな。


平成25年11月13日(水)雨のち晴
細野駐車場~烏帽子岳(865m)~狗留尊山 ピストン


コメント (2)
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どんぐりころころ 小谷山

2013年11月09日 | 「山」のひきだし
長らくお休みしておりました同窓ハイキング、復活です。
今回は北の山、小谷山へと出かけました。実は仲間の一人のK美ちゃんは、伊吹山のふもとに住んでいるのです。
仕事でK美ちゃんの家に行く用事があり、仕事はちゃっちゃとすませて近くの山へ行こうじゃないかということになったのです。

小谷城戦国歴史資料館から登るはずが、一本入る道を間違えて戦国ガイドステーションに来てしまいました。
「ここからなら番所跡まで林道を車で行けるよ」というガイドのおじさんに丁寧にお礼を言って、やはり資料館のほうに車を止めました。周回をしようとするとここのほうが便利です。


山全体がお城の敷地なんですね。歩いていくと順番に各遺構跡を示す石碑が出てきます。


まだ少し早いけど。

登山道は、ずっと樹林帯の中です。この間からどんぐりの本を読んでいたせいかどんぐりが目につきます。
細長いの、丸いの、帽子をかぶっているもの、拾いながら歩いていくと・・・



いや~ アベマキやて! 特徴は丸い実の先っぽが少し白いです。
すっごく大きな木。


♪春はわらびに 秋はどんぐりぃ~ そうして私はいつも夜咲くアザミ~ ♪



名前はわかりませんが・・・



桜馬場跡からの展望。ここは大河ドラマ「江」のロケ地です。お市の方がここから琵琶湖を眺めていた?


ちょっと高くなるときれい。


サルイバラの実もあざやか。


ここが最高点のようです。三角点もありました。がやっぱり展望はありません。

福寿丸跡、山崎丸跡と欲張って大回りをして帰ったので・・・やっぱり下りは足の痛みを訴えた二人でした。

暑くもなく、寒くもなくとってもいい季節です。今回もどんぐり拾いしたり道草だらけの山歩きでした。
浅井氏及び三姉妹の歴史にふれ、当時に思いをはせ、ひと時タイムスリップした山歩きでした。






平成25年11月3日(日)晴れ
小谷山 495m


途中で出会った山の整備をされているおじさん。熊に出会った体験を事細かに話してくださいました。
臨場感にあふれ、震え上がりました。最近の熊は餌が足りなくておなか一杯にならないので、冬眠しないのもいるそうです。「え~?冬は大丈夫なんじゃないの?」
蚊取り線香・鈴・爆竹・ホイッスル・・・あらゆるものを身に着けておられました。











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黒祠の島

2013年11月06日 | 「本」のひきだし

ブクログより


前回読んだ残穢が消化不良だったので、再度小野さんに挑戦。だったのに・・・
これってホラーじゃなかった。

今なお邪教が伝わる、ある島で行方不明になった、知り合いを探しに行った主人公、知らべて行くうちに出てくる奇妙な風習、不気味な祀り神、
閉鎖的な島で、ほとんどよそ者の出入りがない中で、昔から現在の至るまで、まあ実に大勢の人が死んでいる。
それも殺されたり、変死だったり・・・

掘り下げた詳細な専門的ともいえる神々の存在の説明、複雑に絡み合った人間関係、ちょっと退屈でややこしい。
少し飛ばしてみた、けどまだ続いている・・・
結局犯人探しのミステリーだった。

う~~またもや不完全燃焼。
屍鬼を超えるものはないのか?





黒祠の島 / 小野不由美
★★★☆☆







LA VOITURE(ラ・ヴァチュール)のタルトタタン
先日の御所見学の時のお土産。ワンホールにりんご10~12個使われるそうです。
ヨーグルトをかけていただきます。
コメント (2)
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京都御所 秋の一般公開

2013年11月04日 | 「暮らし」のひきだし

建礼門前からの紫宸殿。


京都御所の見学に行ってきました。春と秋に毎年行われるのは知っていましたが、見学は初めてです。
朝の10時から入場できるのですが、宣秋門を入るといつの間にどこから来たのかと思う人が、すでにいっぱい・・・


開催期間は10月31日~11月4日まで。



諸大夫の間。
参内した者の控えの間で、身分の違いによって部屋が異なりました。



襖の絵にちなんで、「虎の間」「鶴の間」「桜の間」とよばれています。


紫宸殿。即位礼などの重要な儀式が行われるもっとも格式の高い正殿。


紫宸殿の左近の桜。


同じく右近の橘。お雛飾りと同じですね

清涼殿、小御所、御学問所と回っていきます。そのあたりの前には大小の池を配した立派なお庭が見渡せます。
その昔、短冊に歌なぞさらさらっとしたため、流れにそっと乗せるという遊びに興じられたのでしょう。



何の間か忘れてしまいました。天皇日常のお住まいの御常御殿でしたか・・・



いずれの部屋もきれいな襖絵が描かれています。

今日は、雅楽と舞が披露されていました。のんびり歩いていたらすでに大勢の人垣で近寄れません。雅な音色だけ聞かせていただきました。


舞の出番を待つ人たち。お面を付けたり衣装を整えておられました。中国伝来の舞のようです。

塀に囲まれた御所の面積は約11万㎡だそうです。今回のコース普通に歩いて約1時間半、もっとゆっくり時間をかけて見たいところもありましたが、とにかくすごい人で、もう流れに乗るしかないのでした。
紅葉にはまだ早かったですが、春は春でそこかしこのしだれ桜がきれいに咲くと思われ、季節を変えて是非また訪れてみたいものです。




祝! 楽天イーグルス  日本一おめでとう!
則本にしびれましたぁ










コメント (2)
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どんぐりの本

2013年11月01日 | 「本」のひきだし

ブクログより


♪アラカシ・シラカシ・イチイガシ・ウラジロガシにツクバネガシ♪

節をつけて歌いたくなるような、これらはみんなどんぐりの名前です。
こんなのもあります。
♪コナラ・ミズナラ・ナラガシワ♪

どんぐりってこんな名前があったんですね~びっくりです。
ブナ科の中にまたブナ属・コナラ属・シイ属・マテバシイ属・そしてクリ属と分類されるんです。
一見実を見ただけでは見分けがつかないものも、葉っぱの裏の色が違ったり、殻斗(かくと・どんぐりが入っているお椀のようなもの)の模様が違っていたりとこうなるとかなり専門的になってきます。
アベマキなんてクヌギとどう違うのか・・・そもそもアベマキってどんぐり初めてです。

見てるだけで楽しい。こんど山に行ったらどんぐりを拾って帰って、見比べてみよう。
巻末には、どんぐりを使った遊びとか、どんぐりの調理方法なども載っています。やっぱり食べられるのね。
まああえて人間は食べなくても、りすやくまさんに残してあげましょう。




ブクログより


どんぐりつながりです。偶然見つけました。
なかやみわさんの本は、絵がかわいいのでよく手に取ります。
登場人物?はすべてどんぐりで、仲間たちが紹介されているのですが、かなり詳しいです。
マテバシイ・イチイガシ・オキナワウラジロガシ・ミズナラ・ウバメガシ・など、きちんと特徴をとらえて描かれています。
どんぐりノートと照らし合わせながら読むと、より一層楽しいです。



ひろってうれしい 知ってうれしいどんぐりノート / いわさゆうこ・大滝玲子
★★★★★

どんぐりむらのおまわりさん / なかやみわ
★★★★☆






≪トリック オア トリートー≫  




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