今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

瓢ヶ岳とおまけ、おまけ。

2015年03月09日 | 「山」のひきだし
膝を痛めてひたすらじっと耐えておりました。
地味~な筋トレをやりつつ、再起を伺っておりました。
かかりつけの接骨の先生はなかなか慎重な先生で、しびれを切らし「・・・明日行きたいんですけれど・・・」と半ば強引に出かけてきました。

ドルフィーさんの地元、瓢ヶ岳へ登り下りてからランチして、美濃のおひな様巡りと言う予定を組んでくださいました。なんて素晴らしい、豪華なプラン!!

片知渓谷をずっと左にみて、林道を行きます。日陰には雪が残っています。


登り口。約1ヶ月ぶりで、おそるおそる歩き出します。

登りはじめは自然林の気持ちの良い樹林帯です。中程で植林地が出てくるそうです。
結構大きな岩がごろごろしていると思ったら、登山口近くはボルダリングのメッカだそうです。


何回か渡渉もあります。


植林地を抜けると、骨の平に着きました。リンゴをいただいて小休止。
ここまで結構な登りでしたが、衣類調整するほどでもなく、快適な歩きです。


いったん下ります。雪は締まっていて登山道を外し思い思いに歩きます。


見晴らしの良い頂上。生憎今日は遠くの展望はなく、白山もアルプスも望めませんでした。
こっちの方面に白山が見えるらしい。

頂上で、コーヒーとおやつで小腹を満たし「このくらいの展望でよかったね、展望が良すぎたらなかなか下りられずランチに遅れてしまう」などと負け惜しみ?を言いつつ、奥瓢にも行かずそそくさと下山しました。


目の前のは高賀山。


下山後は関に向かい、ドルフィーさん行きつけのお店でランチです♪
本日のランチメニューから、アグー豚鍋、お造りセット、メヒカリの天ぷら、のメインをそれぞれ選びました。


ここにまだだし巻きがつきます。結構なボリュームです。


五種類のお造りのなかに見慣れない物が・・・「のれそれ、です」すかさず「なにそれ??」
なんと穴子の稚魚だそうです。

アグー豚、メヒカリ、のれそれ、食べたことのないものばかり、どれもとってもおいしくいただきました。メニューは、季節季節の旬の物で変わるそうです。あ~~もう少し近かったら、週一くらいで通いたいです。

お腹もいっぱいになり、今度はドルフィーさんの町内にやってきて、うだつの町中を見物です。
3月も6日なのにおひな様?と思ったけれど、このあたりは旧暦で飾るのだそうで、沿道のお店にはその家に代々伝わる自慢のおひな様が飾ってあり、お買い物もしないのにおひな様だけ見せていただきます。雅なおひな様に、私たち女の子はしばしうっとり・・・


初めて見ました。立派なうだつ。


これも初めて、あんなところに神様が。帰って調べてみたら「屋根神様」というらしい。いろんな神様が祀られているらしいけど、ここのはうだつの横におられるからきっと火伏せの神様でしょう。
お供えの榊、生の本物でしたよ。



お内裏様とおひな様、奥ゆかしく御簾の中に入っておられる。


年代物です。


これも古そうです。

最後に老舗の造り酒屋さんにおじゃまして、芳しい新酒の香りを楽しみつつ、年代の違う3種類のおひな様と、ずず~~と奥の奥まで案内していただき(通りから通りまで敷地があるらしいです)お酒のタンクまで見せていただきました。

山と、ランチと、おひな様巡り。誠に欲張り且つ、贅沢な1日でした。
ドルフィーさん、1日ご案内いただきありがとうございました。

平成27年3月6日(金)
瓢ヶ岳(ふくべがだけ)1163m 岐阜県美濃市

登山口(8時15分)~頂上(10時20分)~下山(12時20分)

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ひな祭り

2015年03月04日 | 「暮らし」のひきだし



♪灯りをつけましょ ぼんぼりに~♪

まだまだ寒い季節ですが、この歌を聞くとなんだかぽっと温かい気持ちになります。
昨日はお寿司を作ってお祝いしましたが肝心のうちの姫は風邪で機嫌が悪くぐずぐず・・・
お寿司もほとんど食べませんでした。
いつも誰か風邪をひいていて、なかなか風邪の連鎖が切れません。

春はすぐそこ! もう少し。
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山女日記

2015年03月02日 | 「本」のひきだし

ブクログより


私が湊かなえの本を読むとは思ったことがなかった。
けれど新聞の広告欄で見た今回の本は、山がテーマであるらしい。と言うことで初めて手にした湊かなえである。

短編集でそれぞれ、山の題名がついている。
妙高・火打・槍が岳・利尻・白馬など、それぞれの山をそれぞれ事情を抱えた女性が登る。
しかしその事情が不倫を抱えていたり、離婚を切り出されている女性だったり、恋人と別れることになったり、と深刻すぎて、山にのめり込めない、というかそういう問題を山に持ち込まないで欲しい。

山は一時でも下界、世俗を忘れさせてくれる非日常的なものだと思うし、純粋に山を楽しみながら歩きたい私は、全く共感できない。

また出てくるほとんどの女性に共感できず、好意を持てないのはどうしてだろう。
生々しすぎるのかな、女むき出しというか。同性として嫌なもの見ちゃったな、という感じ。
でも最後まで読んじゃった。



山女日記 / 湊かなえ
★☆☆☆☆
コメント (2)
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