ある心理実験 のお話しです。
本当にあった実話です。それは
スタンフォード大学で実際におこなわれた実験です。
被験者は新聞広告で集められた24名の男達が、
無作為に「看守役」と「囚人役」に分けられて、
監視カメラ付きの模擬刑務所に収容れ行った実験です。
実験は二週間、いくつかのルールに従いながら
自分の役を演じることでした。
実験の当初はお互い普通の人だから
『仲良くこの実験を終わらそう』というのが始まりでした。
しかし、日がたつにつれて、看守役は凶暴性を帯び、
囚人役は卑屈に服従性を覚えていきます。
囚人は名前でなく番号で呼ばれ、イジメが始まります。
次第に看守は囚人を虐待するようになり、囚人は
それにたいして何の抵抗も示すことができなくなっていきます。
といったお話し。
この実験はあまりに早く問題が生じたために7日間で終了。
7日で、全く人間の人格が変わってしまったのです。
看守役の人はもともと凶暴な人だったわけではなく
もとは普通の人。しかし、たまたま決められた
役柄によってその役柄どおりの人間になっていったのです。
今ではこの実験は禁止となっています。
この実験が示すことは、人は、その環境におかれると、
代わっていく人間達。
環境と自己の意識までもが、状況に影響され
実際の行動も人格も変わるという事・・・・
事実を訴えています。 その環境で、善悪問わず流されるのです。
人間の心理をもっと知りたいと思われる方はお勧めです。
この実験は映画化されて借りる事ができます。
題名は『ESエス』。恐怖映画とまた違った恐怖です。
とっても怖いのでご注意ください。
実話の映画です。
エスのリメイクですか? もっと怖くバージョンUPですかねぇ(汗)
このエスでの一番悪は教授ですね!自分の実験のために、助手の意見を聞かず続行したことですねぇ! 人間てコワ・・・