本日はビック病について書いてみました。
ビック病て聞いたことがありませんが、脳の病気なんです。
脳は私達の体のコントロールタワーです。 人格障害や行動は脳の変化で起ります。
認知症がそうであるように・・しかし認知症のような人格障害は働き盛りの人にも起ります。
それがビック病です。
若年性認知症の1つである「ピック病」以前新聞にこんな記事がありました。
記事によると、若年性認知症の1つであるピック病は、40代、50代の働き盛りに発症する。まだ診断できる医師はまだ少なく、うつ病や統合失調症と間違われることもある。進行とともに異常行動が目立つようになり、家族の苦労は絶えない。〉・・・とのことです。認知症というと、脳血管疾患(脳梗塞などのこと)による年配者の病気、と考えられそうですが、若年性アルツハイマー病や、記事として取り上げられたピック病のように、40~50代で発症する認知症であり。あまりにも認知度が低いので正確な診断を受けるのに時間がかかってしまう怖い病気です。
次に、記事の内容一部抜粋です。
【若年性認知症の一種・ピック病―異常行動や言語障害、人格変化。治療法分からず】
若年性認知症の1つであるピック病は、40代、50代の働き盛りに発症する。きちんと診断できる医師はまだ少なく、うつ病や統合失調症と間違われることもある。進行とともに異常行動が目立つようになり、家族の苦労は絶えない。 6年前、東京都在住の( )さんは夫の“異変”を職場の上司から突然、知らされた。会社でいつも居眠りをして仕事の覚えも悪く困っているという。
善悪判断つかず
病院で一通り検査を受けたが、特に異常は見当たらない。いくつか病院を渡り歩き、ピック病と診断がついたのは発症から2年後のことでした。
ピック病という病名は患者には異常行動や言語障害、人格変化などが主、アルツハイマー病のような記憶障害が初期段階で出ることはあまりない。善悪の判断がつかずに万引きをしたり周りに迷惑をかけたりすることもある。
「ピック病は、 脳の前頭葉と側頭葉に血流異常が見つかることが多いが、原因不明で治療法もない。厚生労働省が現在、調査中。医師の間でも認知度はまだ低い。発症初期ではやる気をなくすといったうつ病のような症状しか出ないため、「精神科に3~4年通ってからやってくる患者が多い。すでに症状が進行している」
【ピック病の主な症状】あてはまる項目が多いほど疑いが強いようです。
・場所や状況に適さない行動をする。
・引きこもりなど不活発で意欲がない。
・自分の衛生や身だしなみに無関心になり、不潔になる。周囲の出来事にも関心をもたない。
・万引き行為などの軽犯罪をする。違法行為であることもわからない。
・日常生活を時刻表のように毎日決まった時間にする。
・毎日同じ食べ物(特に甘いもの)しか食べない。
・同じ言葉を繰り返す。おうむ返しをする。制止しても一時的にしか止まらない。
・食べ物の好みが変わる。アルコールやタバコの量が増える。
・無口になり語彙(ごい)が減る。言葉の意味や使い方が分からない。
・最近の出来事など短期記憶はあり、日時は間違えない。外出しても道に迷わない。
以上です。
中年以降人格が変わってきたら要注意ですね。
以前統合医学会に参加したとき、認知研究していた先生が、認知症は50ぐらいから進行していくそうです。
直ぐには病気は起こりません。腰痛や肩こりその他の体の諸症状は日ごろのたまり、溜まった状態で起ります。
日ごろの体のケアが大切だと感じます。