院長のひとりごと

私、竹村院長が食べ物から健康まで基本的にノンジャンルでかきつづります。

「どんど晴れ 第2週総括。」

2007年04月16日 07時06分39秒 | ノンジャンル
タイトル通りどんど晴れ二週目の総括です。


結婚破棄の理由を語らず一方的に夏美との関係を断ち切ろうとするマサキは、

ついに夏美に自分の胸中を告白する。

女将を務めた母が過労で死んだこと、女将の仕事の苛酷さは、

一般家庭育ちの夏美には到底理解出来るものでないこと、

夏美を幸せにするのが自分の目的である以上、自分はどうしても

夏美との結婚は出来ないこと、それらの話を夏美に打ち明ける。


夏美はマサキの本心を知り、これからもずっとマサキのそばにいたいと強く思い、

盛岡に行き女将になることを決意する。

しかし夏美の父は菓子職人の修業半ばで道を捨てることを決めた夏美を許せない。

父として、そして菓子職人の師として夏美がマサキとの結婚に

踏み切るというなら親子の縁を切ると言う。

父に心で深く詫びつつ、夏美は自分が女将として働けるということを証明したく、

単身盛岡に乗り込み、強い心の内を大女将に伝える。

マサキは夏美の強い決意に心打たれ、大女将にやはり夏美と結婚する旨、

夏美をいづれは女将にしたい旨を伝える。

波瀾の末、先ずは仲居から女将修業を始めることになった夏美の奮闘記が始まる。

というのが二週目の流れです。


まぁマサキの本心はだいたい予想はついていたし、先週院長がマサキの

行動を叩いたのは訂正するつもりもありません。


今回の説明をやはり夏美、そして家族の前で始めにしっかりとするべきだったし

言い訳がましく多くを語らずに自分の中にしまいこむ事が男としての美学

みたいに思ってる輩が多いのかな、と実感しました。


実際にドラマで今回のマサキ的な行動は多いパターンだからね。


でもね、言い訳と説明は違います。

説明すべきところで大事なことを語らずに内にしまいこむことは、

ドラマで描かれるようにはカッコイイ事ではないし、そういうことからは

逃げないで欲しいです。


今回際立ったのは、夏美の一本気な性格です。

親子の縁を切ってまで女将になろうと決意し、マサキには何も言わずに単身で

盛岡に乗り込むのですが、これは向こう見ずも甚だしい行動力です。

一見イタくも見える夏見の行動はストーカーと紙一重で、

全力で物事に取り組む姿勢が、なんというかフルスイングなんです。


退路を断ち、後戻りできないような状況を恐れずに身一つで敵地に乗り込む、

たとえ出来たとしても、その後にすぐ尻尾を巻いて逃げ出すやつも結構いるので

そのこと自体は別に褒められたものではありませんが、ひとかどの事を成し遂げる

人物はこういった紙一重の面を持っているのだと思います。


何度も言いますが、この、後先考えない行動自体を褒めてるわけではありません。

何はともあれ、次週は「招かれざる客」である夏美の奮闘紀がスタートします。


今回はワインを相当飲んで、酔っ払いながら観ていたため、

やたら泣けて泣けて・・・

奥さんは「えっっ??今のどこで泣けたの?・・・っつうか泣きすぎじゃね!??」

ってくらいホロホロ泣いてました。

自分でもよくわかりません。

酒は魔物です。