竹かんむりに旬と書いてタケシュン、ではなく筍(タケノコ)と読みます。
今はまさに筍の時期でありますが、筍の旬というのはとても短いものです。
何せ、こいつら伸びるのがやたら早いようで、ちょっと雨でも降ろうもんなら、
あっという間に収穫が出来なくなってしまうそうです。
厄介なのは伸びるのが異様に早いだけでなく、収穫してからの傷みも非常に早いのです。
腐るわけではないのですが、エグミがどんどん出てきてしまい、
土から掘ったらなるべく早く下茹でしないと食べれなくなってしまいます。
ただ、この下茹でだって芋を煮るのとはわけが違います。
筍自体が巨大なので、2つ以上となると、そこらの家庭には
筍を茹でられる鍋なんてないのです。
旬の短い筍を美味しく食べるには幾多の困難と障害があり、
というと大袈裟に聞こえますが、他の食材にはない厄介さを持った野菜が筍です。
そんな筍をありがたいことに二つも頂いたので早速帰ってから作業に取り掛かりました。
大仕事になりそうです・・・
まず筍はたわしで綺麗に洗ってから穂先を斜めに切り落として縦に切れ目を入れます。
これを鍋にいれて米ぬかを入れてたっぷりの水でゆがきます。
院長のうちにはこんな筍が2つ入る鍋なんて無いので、2つの鍋を動員しました。
水から火にかけて沸騰してから落し蓋をして約40分から1時間ほどゆがきますが、
これは筍の大きさによりますので根元に竹串などをさしてみて
すっと通るようならゆがけています。
タカの爪もぬかと一緒に入れるようなことを書いてある本も多いですが、
これは唐辛子のピリっとした刺激でエグミを誤魔化そうとするだけであり
エグミをとる作用は全くないのだそうです。
だから要らない。
柔らかくなったらぬかの入ったゆで汁ごとそのまま一晩置きます。
そうすることによって筍のえぐみの成分がぬかに吸収されていくのです。
ポイントは
1、たっぷりのぬかで鷹の爪を入れずにゆがく
2、ゆで汁ごと一晩寝かせる の2点
そしてこれが一晩置いた筍です。
・・・なんかすごいです
この1晩置いた筍を洗ったら次の作業。
「ぬか抜き」です
これは湯をぐらぐら煮立てて10分ほどまたこの皮を剥いて洗った筍を
もう一度ゆがけばいい。
こうしないとぬかの臭みが消えないのですね。
と、ここまでの作業を昨晩から今朝にかけて済ませましたが、本当にエグミが無く
美味しい筍に茹で上がってるかどうかはまだ分かりません。
それが分かるのは今日の夜になるでしょう。
手に入れてから食べるまでまる1日かかってしまうなんて、筍くらいのもんです。
さっぞや、上手く仕上がってるんだろうなぁ!
これで美味くなかったらグレるよ。
今はまさに筍の時期でありますが、筍の旬というのはとても短いものです。
何せ、こいつら伸びるのがやたら早いようで、ちょっと雨でも降ろうもんなら、
あっという間に収穫が出来なくなってしまうそうです。
厄介なのは伸びるのが異様に早いだけでなく、収穫してからの傷みも非常に早いのです。
腐るわけではないのですが、エグミがどんどん出てきてしまい、
土から掘ったらなるべく早く下茹でしないと食べれなくなってしまいます。
ただ、この下茹でだって芋を煮るのとはわけが違います。
筍自体が巨大なので、2つ以上となると、そこらの家庭には
筍を茹でられる鍋なんてないのです。
旬の短い筍を美味しく食べるには幾多の困難と障害があり、
というと大袈裟に聞こえますが、他の食材にはない厄介さを持った野菜が筍です。
そんな筍をありがたいことに二つも頂いたので早速帰ってから作業に取り掛かりました。
大仕事になりそうです・・・
まず筍はたわしで綺麗に洗ってから穂先を斜めに切り落として縦に切れ目を入れます。
これを鍋にいれて米ぬかを入れてたっぷりの水でゆがきます。
院長のうちにはこんな筍が2つ入る鍋なんて無いので、2つの鍋を動員しました。
水から火にかけて沸騰してから落し蓋をして約40分から1時間ほどゆがきますが、
これは筍の大きさによりますので根元に竹串などをさしてみて
すっと通るようならゆがけています。
タカの爪もぬかと一緒に入れるようなことを書いてある本も多いですが、
これは唐辛子のピリっとした刺激でエグミを誤魔化そうとするだけであり
エグミをとる作用は全くないのだそうです。
だから要らない。
柔らかくなったらぬかの入ったゆで汁ごとそのまま一晩置きます。
そうすることによって筍のえぐみの成分がぬかに吸収されていくのです。
ポイントは
1、たっぷりのぬかで鷹の爪を入れずにゆがく
2、ゆで汁ごと一晩寝かせる の2点
そしてこれが一晩置いた筍です。
・・・なんかすごいです
この1晩置いた筍を洗ったら次の作業。
「ぬか抜き」です
これは湯をぐらぐら煮立てて10分ほどまたこの皮を剥いて洗った筍を
もう一度ゆがけばいい。
こうしないとぬかの臭みが消えないのですね。
と、ここまでの作業を昨晩から今朝にかけて済ませましたが、本当にエグミが無く
美味しい筍に茹で上がってるかどうかはまだ分かりません。
それが分かるのは今日の夜になるでしょう。
手に入れてから食べるまでまる1日かかってしまうなんて、筍くらいのもんです。
さっぞや、上手く仕上がってるんだろうなぁ!
これで美味くなかったらグレるよ。