<僕の手なら貸してあげるよ。>
昨年11月ごろ、龍馬伝関係の雑誌等からの千葉さな子さんの取材が殺到したと書いたことがありました。
龍馬伝が始まってしまえば、落ち着くだろうと思っていましたが、そうではありませんでした。
今年に入っても、取材の申し込みが続いています。
多い日には、1日で、新聞社、雑誌、広報紙、出版社、旅行会社等、何社からの依頼が重なることもあり、そのために1日費やしてしまうということも出てきました。
最初のうちは気軽にお請けして対応してたのですが、だんだんしんどくなってきました。
そのうえ、今年に入ってからは、常に毎日数人程度ですが、千葉さな子さんの墓参の方がお見えになっており、そのご案内やら、説明をする時間が増えましたので、余計に仕事をする時間が取れなくなってしまっています。
今年だけのことだとは思いますが、このまま、頼まれるままに取材をお受けし続けて良いものかどうか、だんだん心配になってきました。
しかも、取材や写真貸しの話をすると、取材協力費とか、借用料とかお金をもらっていると思っている方もいたりして困惑します。
取材や写真をお貸ししてお金を頂くことは一切ありません。
全くの、無償奉仕です。
そんな誤解があるというのも困ったものです。
観光地でもないお寺で、しかも千葉さな子さんのお墓は個人所有の墓地ですから、あまり騒がしくなるのはいかがなものかとも思いますし、反面、お参りしたいという方々のお気持ちもわかるし、難しいところです。
千葉さな子さんはどんなふうに思われるのだろうと考えると、やはり坂本龍馬の妻という意識でご生涯をすごされたでしょうから、このように多くの方に認識していただけるのは喜ばしく思われるのではないでしょうか。
だったらこのまま取材をお受けした方が良いのでは。
もうすこし頑張ってみましょうか。
この清運寺に千葉さな子さんのお墓があるのも、地元山梨の自由民権運動家の小田切謙明さんの縁によるものです。
できれば、千葉さな子さんだけでなく、山梨のために尽力された小田切謙明さんにももっと注目していただきたいところです。
→ランキングに参加しています。猫の手も借りたいと押していただけると・・・