13日(木)厚生文教常任委員会が開かれました。
今議会で委員会に付託された議案は以下のようなものです。
(番号・呼称は私がつけたものです)
①市立幼稚園条例の一部改正について
○旧羽黒の幼稚園保育料に入園料を設けるとともに、毎月の保育料を下げる。
○旧羽黒の幼稚園(4園)が入園対象を地域で区切っていたものを、「自由化」する。
②郷土資料館設置及び管理条例の一部改正について
○藤沢周平記念館建設予定地にある、郷土資料館旧棟(収蔵庫として利用)を廃止し、市立図書館二階の郷土資料館に統合する。
③平成19年度一般会計補正予算の内3件
○AED設置費194.3万円
○スペシャルオリンピクス日本への補助金137.6万円
○黒川能フランス公演に対する補助金100万円
④平成19年度介護保険特別会計補正予算
⑤私学助成に関する請願
私はこの内、
①について、「5才の一年だけ幼稚園に入る(それもほとんどの子が入る)」という「羽黒方式」について、その経過を尋ねましたが、あまり内容のある説明はありませんでした。
②について、
市立図書館二階の郷土資料館収蔵庫が10年以上前から満杯状態となり、資料収集や展示に支障を来していること、特に全国的にも貴重な資料が展示できずにいることを指摘し、今後の施設整備計画を質しました。
具体的な年限は示されませんでしたが、私の指摘について正当なものと認め、整備していきたいという意向は表明されました。
③の内、AEDについて、
今後の設置計画を確認するとともに、子どもの心臓突然死予防のために、心臓震盪について研究し、AED講習などに活かすことを求めました。
その必要性を認める答弁が得られました。
⑤について、紹介議員として質問に答えました。
いつもながら、議案が示されてから総括・一般質問を挟んで委員会までの期間が短いため、議案調査をするのが大変でしたが、今回は議案数が少ないこともあり、まずまずの準備ができたように思われました(自己満足)。
これで、議会は半分終わったような感じです(と言っても、あとは手を抜くということではありません)。
もうひとがんばり。
左側の木箱には、藩校致道館の教科書が入っています。
陸軍元帥石原完爾関連資料もたくさんありました。
鶴岡市郷土資料館は、収蔵品約20万点、貴重な物が多数有り、全国からの視察も絶えない、ハイレベルな施設とのこと。
私が今回指摘した、資料を展示するなら、「全国の都道府県の資料館でも敵わないような、極めて貴重な施設となる」(郷土史研究者)ということでした。
余り知られていないこの施設にも、早く光を当てていかねばなりません。