鶴岡民主商工会の第48回定期総会に来賓として参加しました。
最初に菅原会長が、一年間の運動の経過と特徴、中小業者を取り巻く情勢、今後の運動について述べました。
☆全商連08年上半期営業動向調査では、
「前年比売り上げ減」が53%
原油や穀物の高騰を背景に、「仕入れの値上がり」が73%
「支払いどころか生活が成り立たない」
「消費税が払えず、貯金の取り崩しが止まらない」の声があふれる。
☆5月の県内倒産件数は前年比大幅増の18件、販売不振と原材料高騰による収益低下の二重苦。
☆政府は、「景気は緩やかながらも拡大局面が続いている」としているが、輸出・外需に頼る大企業だけ。
勤労者賃金は下降を続け、非正規雇用が過去最高。20年前の1.8倍。
農業生産額もピーク時(85年)より46%減少。
住宅着工件数も01年の8千戸台から6千戸台へ落ち込み。
☆しかし、弱肉強食の新自由主義経済が破綻してきている。
労働法の規制緩和の社会問題化。
投機マネー規制の世界的世論。
食糧自給率向上と食の安全を求める運動の広がり。
後期高齢者医療制度廃止の声。
社会保障費削減への批判。
☆今後の戦いに全力を上げよう
消費税増税阻止
切実な要求実現と危機打開
憲法を活かし、平和と民主主義を守る
組織拡大
鶴岡と日本の中小商工業者がおかれている状況の厳しさがヒシヒシと伝わってくるとともに、悪政を打破し、現状を変えていく戦いへの決意と展望が力強く語られました。
その後、何人かの来賓が連帯挨拶をおこないました。日本共産党からは加藤太一市議団副団長が挨拶しました。
今後も一緒にガンバッテいきたいと思います。