関とおるの鶴岡・山形県政通信

安心して住み続けられる山形県をめざして、住民の暮らし、県政の動き、そして私の考えと活動をお知らせします。

コミセン夏祭り

2009年07月18日 | 活動報告

 11日(土)におこなわれた、地元第一学区のコミセン夏祭りに参加しました。

 去年まではただ「お酌」をして回っていましたが、今回は「イカ焼き」の役割を仰せつかりました。
 本来なら昼から準備にあたるべきところですが、いろいろ用があって始まってからかけつけ、20杯かそこらのイカをひっくり返したところで、今度は子どものコーナーの手伝いに回り、イカ焼きに戻ってきたらもう焼きつくしていた、というようなことで、ロクな役割を果たさないでしまったようでした。

 夏祭り自体は、子どもコーナーに子どもと若い保護者がたくさん来たり、コミセンの2階までいっぱいの参加者があって大変盛り上がりました。

 私自身は、「地域コミュニティーに役立たない議員だ」と言われないように、イカもしっかり焼くべく努力しなければなりません。






住まいと木の生活文化を考える

2009年07月18日 | 活動報告

 7月11日(土)から、H21年度の山大農学部公開講座「住宅は何より身近な環境問題~住まいと木の生活文化を考える~」が始まりました。
 第一回は、「木造建築を支える森林・林業の役割」として二つの講義がおこなわれました。
  ①木になる話しー木はどのようにしてできるのか?- 高橋孝悦教授
  ②木造住宅建築のための木材供給の課題 小川三四郎准教授


 高橋先生の講義では、木材が人間にとって最もなじみ深い材料の一つで、大変古くから利用されていることや、耐久性の高い木材は80年、100年位の木になってやっと生み出されることなど、そもそも「木」とはどういうものかという大本のところについてわかりやすく話されました。
 小川先生は、木造住宅の伝統構法、森林資源・木材供給の動向など、「木材」をめぐる社会的問題について豊富なデータを示して情報提供されました。
 いずれも大変興味深いお話で、これから3回の講座への期待も膨らませてくれるものでした。



 ところで、衆院選挙まであと一ヶ月半、市議選・市長選まで3ヶ月です。
 この時期にこのような連続講座に参加するなどということは、「選挙戦略」の常識からすれば問題のあることかも知れませんが、それでも私は参加する意義のある講座だと考えました。

 開講にあたっての菊間満教授の挨拶のなかで「住宅産業を地域の基幹産業として発展させていきたい」という講座の狙いが紹介されました。
 豊かな森林資源と多くの住宅産業関係産業従事者を持つ鶴岡市にあって、そのことは経済を始めとした地域活性化の上で極めて大きなテーマであり、そういう立場で議会でもとりあげてきたところです。

 今回も少々「予習」はしてきましたが、二回目以降も、真面目に出席したいと考えています。
 
 でも、最後まで出れっかなあ・・?


 


7月臨時議会、介護保険要介護認定について

2009年07月18日 | 市政全般
 17日(金)におこなわれた鶴岡市議会7月臨時会で、政府の経済対策に基づく緊急雇用事業が提案されました。
 
 私はその議案に関わって、この春から変更された介護保険の要介護認定制度についての問題点を質問しました。
 要介護認定がより軽度に認定されるように変更したもので、ただただ保険給付を削減しようという動機に基づく制度改悪です。

 要約を紹介します。

 今回提案になっております国の補正予算、経済対策や生活支援策は、ばらまきを中心としたもので、大企業支援から真の国民の生活支援への転換に欠くという点で非常に問題のあるものだが、市民がサービスを受け取ることはその限りで利益になるということなので反対するものではない。
 介護予防推進事業ー地域包括支援センターの業務補助の事業について質問する。
 今回、包括支援センターの業務補助配置については、一つには、新しく立ち上げた二つのセンターの支援、それから相談件数が増加をしていること、他に、予防プランについても大変負担になっていること、などがある。そのことに関わって、この4月から導入をされている新しい要介護認定制度の状況について。
 7月13日の厚労省の検討会の報告が新聞などでも既に報道されているが、それによると、一次判定で非該当になった方が、前年同月3.4%であったものが今年は7.6%に増加、要支援1も16.4から18.3に増加、要介護2や3については減少するということで、一次判定が軽度に出る傾向、軽度の方が非該当になる、中度の方が軽度に出る、こういうことが確認をされているという。
 本市では、新制度導入後の認定の状況がどうなっているか。
 包括支援センターの相談業務の中で、要介護認定の変更ということがどの程度出ているのか。
健康福祉部長 ご指摘の通り、要介護認定におけるプログラムがこの4月から新しいものになったということで、現在これまでの方々の更新認定が進んでいる。
 感覚的には、全国的に言われていることだが、軽度に出る傾向があるのではないかという感触はもってはいるが、数値的にはまだ集約していない。
 それから、この認定の変更と包括支援センターの業務との関わり。国としてはこの度の認定プログラムの改変は、まだ検証はしていないということで、この検証が進むまでの間、本人がご希望になった場合は、「従前の認定をおこなう」という措置をとっており、本市でも、そうした形態をとっていることから、現場としてはまだ大きな混乱は生じていない。
 認定の変更を希望する方は7割ぐらいになっているが、これらについてはもう少し検証をしていく時間が必要。
 軽度に出る傾向が恐らく鶴岡でも出ている
 包括支援センターに限らず、介護保険の業務全体に関わる問題であり、速やかにその状況について把握して頂きたい。
 また、「希望があった場合、従前の認定を適用する」ということだが、本人には、認定が変化があったのかどうか知らされていないので、本当の影響は市民の方に知られていない。影響を把握し、市民の方に知らせていくということ、今般の緊急雇用対策の適用をもっても速やかにおこなうべきことだと思いますので、速やかな把握をお願いしたい。