4月24日(火)、平成24年度鶴岡市戦没者追悼式に出席しました。
今年は戦後67年目、本市から戦地に動員されて亡くなった4930人の戦没者の方々を悼む式です。
私は前から2列目の席でしたが、最前列に並ぶ戦没者の奥様方は相当にご高齢で、献花台に向かう姿は痛々しささえ感じました。
戦争の悲惨さの生き証人であるこの方々の思いをしっかりと受け止めなければならないと、改めて胸に刻みました。
ところで、式全体の基調は、相変わらず侵略戦争の賛美と、そのための宗教色に染め上げられたもので、何ともしっくりきませんでした。
過去にも記載していますので、ここでは繰り返さないことにします。
2011年 http://blog.goo.ne.jp/sekitouru/e/5a52db1e5bbcd0011b08ba16b3ab899d
2008年 http://blog.goo.ne.jp/sekitouru/m/200804
2007年 http://blog.goo.ne.jp/sekitouru/m/200704
しかし、すばらしかったのは、四中生徒代表による「命(ぬち)どぅたから」~平和へのメッセージ~でした。
同校がおこなっている沖縄修学旅行で、若者の素直で瑞々しい感性で、平和の尊さ、自分たちの責務というものをしっかりと受け止めていることが伝わってきました。
この式の参加者の立場の違いを超えた胸を打つものでした。
こうした思いに応える運動を広げていきたいものです。
供菓として饅頭を頂きました。
小さな二つの饅頭を眺めながら、人命を軽視した無謀な戦争のもとで、戦死者の6割を数えたとされる餓死された方々の悲惨を想像せずにはいられませんでした。
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