いじめ事件(と言うより暴行事件)、虐待などなど、子どもが引き起こしたり巻き込まれたりする事件が、社会の重大問題としてとりざたされています。
こうした中で法務省は、少年法の規定をより厳しくすることを検討しているようです。
凶悪な事件が起こるたびに、死刑も含む厳罰化の世論が盛り上がりますが、「少年犯罪を減らすため」という、事実を踏まえない主張が世の中に受け入れられているのだとすれば、恐ろしいことです。
少年事件に情熱を燃やしている弁護士の徳岡宏一郎さんは訴えています。
「子どもが希望を持てない社会に生きていて、大人たちも楽しいですか。
老人が人生の最後を楽しく過ごせないとわかっていて、青少年が将来に夢が持てますか。
このまま、だらだら、ジリ貧に堕ちていく日本なんて私は拒否します。
厳罰化よりも、子どもたちに寄り添う物的人的援助をお願いします。」
「厳罰化では少年事件の再犯は防げなかった 『非行』少年に暖かい目を 子ども未来法律事務所通信13」
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/b4578f894479f45ffb563c043e3d83ee
「また来た少年法の厳罰化では、非行もいじめも虐待もなにも解決しない 求められるのは愛と寛容と理解」
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/39cb978a62b2326e351aca29b1f65313
「北風と太陽」の寓話が社会に問いかけられているように感じられます。
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